2020年04月17日

アルゴ

 2013年のアカデミー賞作品賞作。現実の事件をモデルにして、登場人物の多くも実在していますが、フィクション部分とうまくミックスされており、さすがオスカー受賞作と感心しました。

 【ストーリー】
 1979年、イラン革命で、イスラム過激派がテヘランの米国大使館を選挙した。その際、6人の米国人外交官が脱出に成功し、カナダ大使公邸に匿われる。見つかったら死刑が必至の情勢とあり、救出は難航する。

 CIAの工作員メンデス(ベン・アフレック)は、奇想天外の救出法を考え出す。架空の映画「アルゴ」を制作すると発表し、そのロケにまぎれて外交官らを救出しようというのだ。



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 【感想】
 エンディングロールで当時の記録映像と、映画の同じシーンが対比されるけど、デモ隊の突入シーンや革命風景は当時の様子を忠実に再現。また、人質役の俳優も、実際の人質と似た俳優を起用。こうしたことから、事実を再現しているようで、リアルさが、緊迫した映像を生み出します。

 さらに、フィクションであるから、クライマックスの逃げられるか、つかまるかといったハラハラさせるシーンなど、観客を映画に惹きつけるエピソードも創作して挿入。最後まで楽しませてくれます。まあ、イランが悪役になりすぎているきらいもあるけれど、異国で革命に巻き込まれた米国外交官からみたイランのイメージというとこんなものかもしれません。

 また、架空の映画隊に協力するジョン・チャンバーズ(ジョン・グッドマン)は実在の人物だけど、プロデューサーのレスター(アラン・アーキン)は架空の人物。けれども、いかにも映画業界人といった匂いをプンプンさせるうえ、スターウォーズの大ヒットで、SF超大作ブームにわいた当時の映画界の雰囲気を現在に蘇らせることに成功しました。メンデスの幼い息子がSF映画ファンというのも見事な伏線になっています。

 ベン・アフレックは監督作として「ザ・タウン」があるけれど、渋い男の映画が好きですよね。主演俳優としてのキャリアも立派だけど、こうした映画を作り続けていけば第二のイーストウッドになるのでしょうか。★★★★(DVD)
【2013年に見た映画の最新記事】
posted by 映画好きパパ at 07:41 | Comment(0) | 2013年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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