2020年04月22日

踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望

 テレビシリーズは大好きで、当時ニフティフォーラムの会議室にも書き込みをしていた私。しかし、映画は1⇒2⇒3とどんどんダメになっていき、3であきれはてて、FINALは忙しかったこともあり、映画館ではみませんでした。内容は今ひとつだけど、人気シリーズの最終作と考えれば、映画館でみたほうが良かったかなという気もしないではありません。

 【ストーリー】
 湾岸署管内で誘拐・殺人事件が起きた。凶器に使われた拳銃は警察内部が5年前の誘拐殺人事件で押収したものだった。だが、すみれ(深津絵里)はかつて撃たれて傷がもとで、捜査に加わらず、病気退職を考える。

 警察上層部は、この不祥事をもみけすことに。捜査一課管理官・鳥飼(小栗旬)の指示で、容疑者の居場所を割り出した青島(織田裕二)は、室井(柳葉敏郎)とともに、責任をとらされる羽目に。そのころ、真下署長(ユースケ・サンタマリア)の息子が誘拐された。



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 【感想】
 踊るのテレビドラマシリーズが好評だったのは、それまでの超人が活躍する刑事ドラマとは一線を画して実際の警察に近い描写と、現場と本店という組織のあつれきを描いた、大人にとっても鑑賞に耐えうるリアルな描写が大きかったと思う。例えば、「管理官」なんて役職は、「踊る以前」はほとんどの人が聞いたことがなかったはず。また、「太陽にほえろ」など、所轄署だけが大活躍する刑事ドラマが続く中、所轄も警察機構の一組織に過ぎず、刑事も一組織人に過ぎないという描写は画期的だった。

 従って、登場人物は犯罪者も含めて、すべてある意味論理的な行動をとっていた。ところが、映画1作はまだ、サイコ犯罪者(小泉今日子!あまちゃんとえらい違い)で納得できたものの、2作目の犯罪者のわけのわからない設定、そして、3作目にいたっては青島がなぜそのような行動をするのかということすら、論理的に破綻していた。本作は犯罪者側の動機は、まだ、一定の論理が通っているといえなくもないものの、警察側の論理がむちゃくちゃで、リアル感がほとんどなかった。
 
 例えば、青島や室井に警察上層部が責任を押し付けようとするのだけど、それを堂々と本人に告げる。いや、そんなことして、青島や室井が反抗しないと思わないの?でっちあげをしたって、マスコミにリークしたり、裁判で証拠があがったら一発でアウトでしょう。もし、本当に2人に責任を押し付けるのなら、彼らを罠に陥れるか、それとも逆に出所後の待遇を条件に泣いてもらうかどちらかでしょう。

 また、第2作でもそうだったのだけど、署長だってやめればただのひと。警察OBがうろうろと、今の署長よりも偉そうにしているというのは、警察でなくたって、まともな会社ではありえない。こういったツッコミどころが多くて、がっかりさせられました。

 ただ、エンディングロールで流れるテレビ版からの名場面の写真が次々と流れるところは、15年以上の人気シリーズがとうとう終わってしまうという思いで感傷的になりました。まあ、観客動員が最高を記録した2作目で終わっていれば良かったとは思いますけどね。採点はおまけして★★★(DVD)
【2013年に見た映画の最新記事】
posted by 映画好きパパ at 20:56 | Comment(0) | 2013年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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