2020年04月25日

響け!ユーフォニアム

 高校の吹奏楽部で、部活に青春をかける少女たちの物語。友情、音楽への向き合い方など王道的なストーリーで、コミカルなところもありますが、昨年の京アニ放火事件で亡くなられたスタッフもいるなど、作品にも大きな被害を受けたのが本当に残念です。

 【ストーリー】
 かつては名門と呼ばれた北宇治高校吹奏楽部。姉の影響で小学校のころからユーフォニアムをひいていた黄前久美子(声・黒沢ともよ)は、吹奏楽部のレベルの低さに落胆する。しかし、同じクラスの加藤葉月(朝井彩加)や川島緑輝(豊田萌絵)に誘われ、入部を決意する。

 ところが、中学校の時の同じ吹奏楽部員で、久美子が不用意な一言をいったため怒らせてしまった高坂麗奈(安済知佳)と再会し、どう接していいのかためらってしまう。一方、吹奏楽部には新しい顧問の滝(櫻井孝宏)が赴任。部員の意見を聞いて全国大会出場を目標として、厳しい練習を始める。




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 【感想】
 僕は吹奏楽部には縁もゆかりもないのだけど、楽器ができるというのは本当にうらやましい。そして、ある意味運動部以上に厳しい練習を乗り越えて、曲が上達していく成長過程は、ティーンにとって大きな意味があるでしょう。

 序盤は久美子と麗奈の関係を軸にしながら、滝の厳しい訓練に戸惑う部員たちの反発などが描かれます。こういうのもいかにも青春ドラマという感じ。特にちょっとした一言がきっかけで気まずくなった人間関係に悩むというのは、実際にもあるため、久美子のとまどいがよくわかる。麗奈の孤高の美少女というタイプが余計にあいます。また、これまで楽しみながらだらだらやっていた演奏を、滝の物腰は低いけど厳しい態度に生徒たちが反発するというのも、自分がティーンのころにも似たような話があったというのを思い出します。

 吹奏楽部の練習や描写は非常にリアルだそうで、素人の僕が見ているとパートリーダー会議とか、知らなかった別世界をみているよう。久美子と麗奈以外の人物にもスポットをあてていますが、これまた2期まであったため、いろんな人を丹念に掘り下げています。

 このアニメをまったく未見で鑑賞した「リズと青い鳥」もそうで、久美子たちはほとんど出てこない。でも、北宇治高校吹奏楽部という一つの宇宙観ができていたからこそ、女子高生たちの繊細な思いに触れられた名作でした。久美子の幼馴染の塚本秀一(石谷春貴)ら男性部員もでてきますが、あくまでもメインはヒロインたち。観ていて気持ちが爽やかになる作品です。

 原作小説は久美子の卒業まで描かれているそうですが、アニメは久美子が2年になったところまで。3期、4期も観られたかもしれないのにと思うとかえすがえす残念です。★★★★
posted by 映画好きパパ at 08:32 | Comment(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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