2020年04月26日

江ノ島プリズム

 ドラマ「あまちゃん」でプチブレイクしている福士蒼汰主演の切ないSF青春映画。演出、演者ともぎこちない部分はあるけれど、それもまた若々しさを感じてマイナスになりませんでした。


 【ストーリー】
 湘南に住む、修太(福士蒼汰)、朔(野村周平)、ミチル(本田翼)の3人は子供のころからいつも一緒に過ごしていた大親友同士。ところが、高3の冬、朔は病死し、ミチルは英国に留学し、残された修太はその時から時間が止まったままだった。しかも、朔が死んだのは自分の行動のせいだという思いに苛まれる。

 朔の3回忌で修太は、朔の部屋からタイムトラベルができると書かれたおもちゃの時計を見つける。バカバカしいと思いながらも、その時計を身につけた修太は、気がつくと2年前の朔が死ぬ前日にタイムスリップをしていた。もし、ここで歴史を変えられれば、朔は死なずにすむかもしれない。悪戦苦闘する修太だが、運命はなかなか変えられない。そんな修太の前に、謎めいた美少女今日子(未来穂香、現矢作穂香)が現れ、歴史を変えるのをやめるように警告する。



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 【感想】
 江ノ島高校という設定ですが、ロケ地は七里ガ浜高校で江ノ電も全面協力のご当地映画。実は私の地元近くでもあり、懐かしい場所がいっぱいあり、自分もここで、こういう青春をおくれたらよかった、タイムトラベルができればなあ、としみじみ。江ノ電はタイムトラベルによく合います。

 修太の悪戦苦闘ぶりをユーモアたっぷりに描く一方、リミットが1日しかないことのハラハラさ、また、今日子という謎の美少女の存在もあり、最後まで飽きずに楽しめました。高校時代という人生で一番輝いていた時代に、これだけ仲の良い友達と一緒にいられたというのは、何物にも代えられない大切なものだし、だからこそ、それを失ったときの喪失は大きい。そんな当たり前のことを気づかせてくれました。

 アイドル映画なので、小難しい理屈は抜きにしながらも、物理教師(吉田羊)に簡単な理論付をさせており、ツッコミどころはあるとはいえ、SF映画としての設定はちゃんとしています。ただ、ラストがタイムスリップもののある王道映画を彷彿とさせました。とはいえ、日本風にアレンジしているので、なかなか切ないラストに。終わったあと、近くの席で見ていた年配の男性が号泣しており、年代を超えて受け入れられる物語なんだな、としみじみ。福士蒼汰のシャワーシーン男性には不向きでしょうがwww

 本田翼の演技がどうしても、いかにも演技しているというふうにみえてしまったのと、朔の死後の彼女の行動が説明不足なのがちょっとマイナス。野村周平も「梅ちゃん先生」のときは気にならなかったのですが、本作ではやはり演技しているというふうにみえてしまい、福士蒼汰のナチュラルな感じとちょっと差がついていたの気になりました。また、タイトルであるプリズムがあまりきれいでなかったのは、演出の責任では? でも、すべてが完璧な作品というより、むしろ青臭さがでているほうが、青春映画ぽいともいえますけどね。★★★★(シネマート新宿)
【2013年に見た映画の最新記事】
posted by 映画好きパパ at 20:51 | Comment(0) | 2013年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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