2020年05月01日

31年目の夫婦げんか

 メリル・ストリープとトミー・リー・ジョーンズという大ベテラン2人が倦怠期の平凡な夫婦になりきって演じてます。ちょっとHだけど、夫婦とは何か考えさせられるコメディでした。

 【ストーリー】
 ケイ(メリル・ストリープ)とアーノルド(トミー・リ・ージョーンズ)は結婚31年目の夫婦。子供は社会人になり、裕福な暮らしをしている傍から見れば何一つ不自由ない夫婦だが、夜の営みはもう何年もなく、寝室も別々、会話も最低限のものを繰り返すだけ。ケイは不満が溜まっていった。

 書店で夫婦カウンセラーのフェルド(スティーブ・カレル)の本を読んだケイは感動し、無理やりアーノルドとともにカウンセリングを受けることにする。1週間の休暇をとって、海辺の田舎町にあるフェルド医師のクリニックへはるばるやってきた2人だが、次々に出される課題に…



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 【感想】
 I LOVE YOUをいいまくり、気軽にハグやキスをする米国でも、日本同様、倦怠期の夫婦の問題は出てくるのか、とちょっと驚きました。まあ、いくつになっても、一言でいうと夜の営みは大事ですよということなんだけど、米国を代表する大ベテラン2人にこういう役柄をやらせるとはハリウッドも懐が深い。

 監督はプラダを着た悪魔のデヴィッド・フランケルで、メリルとはプラダで組んでます。しかし、本作のメリルはスターオーラがまったくなく、夫に抱かれたいのにその本心をいえず、オロオロしながら泣いている、かよわい女性になりきってます。トミー・リーの方も、愛情をうまく表現することに照れがあり、大声を出すのは自信のなさの裏返し、といった初老のしょぼくれた男で、これまた普段とは全然違う演技を楽しそうにやっていました。

 特に、体当たりというのか、映画館の座席下に潜り込んで×××××したり、バナナ(食べ物の)を加えて訓練をしたりなど、一歩間違えれば下品になるところを、きっちり笑わせてくれたメリルを、堪能できます。

 カウンセリングは、出会った頃の2人を思い出すところからスタート。31年という歳月がながれているけれど、出会った頃はやはり懐かしく、良い思い出なんですよね。フェルド医師が極めて冷静に、そのまま、赤裸々に夫婦生活を語らせる、というのは、カウンセリング大国のアメリカだったら大ウケするのかな。スティーブ・カレルがほとんど感情をみせずにで演じているのがなんだか笑える。

 ただ、夜の営みだけに焦点がいってしまうのは即物的。特に、終盤のアーノルドの急激な変化がちょっと説明不足だったかも。僕はクスクス笑えましたが、生真面目なかたには、ちょっとふざけている作品に思えるかもしれません。★★★(TOHOシネマズシャンテ)
【2013年に見た映画の最新記事】
posted by 映画好きパパ at 09:03 | Comment(0) | 2013年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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