2020年05月01日

ワールド・ウォーZ

 ジャンルとしてのゾンビ映画が苦手なうえに、あまりにもご都合主義。ゾンビ映画史上最高の予算をかけた(200億円!)映像ととにかくジェットコースター的なストーリーは素直にすごいと思いましたが。

 【ストーリー】
 国連の凄腕調査員、ジェリー(ブラッド・ピット)は引退して、妻カリン(ミレイユ・イーノス)と2人の幼い娘のために専業主婦になる毎日。ある日、町へ出た一家4人は大パニックに巻き込まれる。町がゾンビに襲われたのだ。

 間一髪国連のヘリに助け出されたジェリーたちだが、元上司のティエリー(ファナ・モコエナ)から、ゾンビ発生の原因を突き止めるように指示される。いうことを聞かないと、家族を安全地帯から追い出すと言われたジェリーは、世界を飛び回る羽目になる。



ブログ村のランキングです。よかったらポチッと押してください
にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村


 【感想】
 ゾンビ映画というのは、ある種の絶望感、終末観があるべきだと思うのですが、この映画はブラピがひたすら強く、ゲームのようにゾンビを退治していく。バイオハザードと通じるものがありますが、世界中を飛び回り、ゾンビが発生していくという大作感はこちらのほうがはるかにうえ。ただ、クライマックスなんかまさにそうなんだけど、結局、ゲームのような映画としか思えませんでした。

 また、前々から疑問なんだけど、ゾンビになったとたんに、単なる害虫同様に退治する存在にしかならないっていうのも、なんだかなあ。人間の尊厳を無視しているように感じて、ここらへんもゾンビ映画が気に入らないところ。ロメロ監督の「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」なんかは、恋人や家族がゾンビになった苦悩みたいなのがあるけど、本作はまったくそういうのがないしね。ゾンビ映画が現実の反映という意見があるし、本作も難民保護に熱心なブラピがそういう思いを込めているという意見もありますが、大多数の観客はむしろ、ゾンビ(難民)なんか虫けらのよう、としか思わないのでは。

 しかも、ブラピがあまりにも強運すぎる上、周りの人の犠牲で生き延びているのに、何らそのことを思っていないのも、私の嫌いな映画のタイプ。携帯電話ぐらい切っておけよ。また、予算が足りなくなったせいか、後半は露骨にペプシコーラが出てくるし。

 ここまで、悪口ばかりだけど、見ている最中は、ブラピがどうやってピンチを切り抜けていくか、次から次へと降りかかる絶望的な状況を乗り越えていく一級のハラハラエンターテイメントであることは間違いありません。あとは、この手のジャンルが好きかどうかによるでしょう。★★★(TOHOシネマズ六本木ヒルズ)
【2013年に見た映画の最新記事】
posted by 映画好きパパ at 21:00 | Comment(0) | 2013年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。