2020年05月03日

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。

 大人も泣けるという評判の2011年の深夜アニメ。監督・長井龍雪、脚本・岡田麿里、総作画監督・田中将賀が結成した「 超平和バスターズ」の第一弾作品とあり、今見ても十分に泣ける名作です。

 【ストーリー】
 高校受験に失敗して引きこもり生活を続けている宿海仁太=じんたん(声・入野自由)の前に、幼馴染で小学生の時に死んだ本間芽衣子=めんま(茅野愛衣)が成長した姿で現れた。彼女から願いをかなえてほしいと頼まれたじんたんだが、肝心の願いが何かは分からない。

 2人が小学校の頃に一緒だったグループ「超平和バスターズ」の仲間たちに相談するじんたんだが、めんまの姿はだれにも見えなかった。高校生になりばらばらになった仲間たちは最初はじんたんのいうことを信じなかったが、やがて子供時代の秘密基地に集まり、めんまを成仏させるためにどうすればいいか作戦を立てることになったのだが…



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 【感想】
 2015年に浜辺美波主演で実写ドラマ化されたバージョンはみて、それもなかなか面白かったのですが、オリジナルのアニメを見るのは初めて。世評通り、感動的な作品で最終回では思わずなみだがこぼれてしまいました。ドラマは2時間ドラマだったけど、さすがにワンクールしっかりみると、登場人物の心情まで丹念に描かれました。

 じんたんだけでなく、彼をすきだったのにうまく言葉がいえなかった安城鳴子=あなる( 戸松遥)、優等生だがひそかにじんたんにコンプレックスがあった松雪集=ゆきあつ(櫻井孝宏)といった5人は、それぞれめんまが事故死したときに、責任を感じていました。大人になったらたいしたことがなくても、子供にとっては人生の終わりと思えるほどの重要なことばかり。それでいて、まっすぐな少年少女だからこその、亡き友人への思いはとっても尊かった。

 引きこもりという世間からは落ちこぼれたようにみえるじんたんにしか見えないめんま。超平和バスターズの面々や、めんまの遺族はじんたんにしか見えないため、存在を疑います。でも、本当は自分はめんまと親しかったはずなのに、なぜ自分にはみえないのか。その悲しい気持ちがこちらの胸を締め付けてくるのです。そして、それが最終回に爆発する。

 なんといっても小学生の精神のまま成長したかのように見えるめんまの純真な明るさがたまりません。じくじくいじけていたじんたんをはじめ、時が止まっていたかのような超平和バスターズのメンバーたちが、姿が見えないのにめんまのお陰で再び時が動き出す様子はまさに胸熱でした。

 タイトルについてはいろいろな話題になりましたけど、わすれな草ではないかといわれています。花言葉を解説するサイトとかよむと、伏線をしっかりと張り巡らせていて、物語としてもしっかりと読めるものだというのがよくわかります。まさに大人の鑑賞に堪えうるアニメでした。劇場版はテレビ版をみたあとのご褒美です。★★★★★ 
posted by 映画好きパパ at 08:20 | Comment(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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