2020年05月07日

恋は雨上がりのように(2018年)

 女子高生がバイト先のファミレスの中年店長に恋をする純愛作品。大泉洋と小松菜奈で実写化されており、アニメも実写も切なく甘酸っぱい佳作です。実写版の感想はこちら。http://eigazukipapa.seesaa.net/article/459774307.html

 【ストーリー】
 女子高生の橘あきら(声・渡部紗弓)は陸上部のエースだったが、脚をけがして部活に出られなくなった。クールで寡黙な美人で周囲からも近寄りがたく、醒めた高校生活を送っていた。

 そんな彼女が雨の日に立ち寄ったファミレスで起きたある出来事から、店長の近藤正己(平田広明)に好意を抱くようになる。近藤はバツイチ子持ちの45歳の自他ともに認める冴えない中年。あきらから純粋な気持ちをぶつけられるが、周囲の目や年の差が気になり踏み出すことができなかった。



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 【感想】
 実写映画化されたとき、中年のメルヘンとか気持ち悪いとかさんざんいわれましたが、やはり好きだという気持ちがあれば、年齢というのは関係ないもの。性的な関係ではなくて、ピュアな気持ちをぶつけるあきらがまぶしいし、実年齢では近藤より年上の僕からするとうれしいかぎり。

 近藤も、あきらに対してよこしまな気持ちというよりも、保護者的感情が最初は強かった。でも、彼女の純粋さが近藤に忘れていた気持ちを思い出します。それは小説家になりたかったという夢。今はしがないファミレスの雇われ店長で、その日の仕事をこなすルーティンの日々ですが、中年になっても夢を持つことの大切さというのが重要だと思い知らされます。

 ファミレスのバイト仲間や陸上部の友人とあきらの関係がいいアクセントになっています。女子高生バイトから臭いおっさんと陰口をいわれた近藤が、あきらに好きといわれても、最初は嫌われてないからよかったと勘違いするすれ違いぶりもまた面白い。上品な大人の恋愛が描かれています。

 2時間に凝縮された実写版もいいけれど、1クールじっくり描いたアニメもエピソードやキャラクターを深めるよさがあります。とくに本作品は横浜の風景や陸上部の練習など、みていて心が落ち着く大人っぽい絵柄がたまりません。こういう中年男ならお手の物の平田の声と、若手声優の渡部の組み合わせも、観ていて心を癒してくれました。★★★★
posted by 映画好きパパ at 07:00 | Comment(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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