2020年05月22日

やはり俺の青春ラブコメは間違っている(1期2013年、続は2015年)

 ラノベ原作のラブコメですが、高校時代の多感な感情を結構真面目にとらえており、人間関係をシビアにみる主人公の視点は大人が見てもうならされます。

 【ストーリー】
 千葉市立総武高校2年の比企谷八幡(声・江口拓也)は、友達がいないうえ、厨二病的理屈をこねまわしてリア充を敵視していた。担任の平塚静(柚木涼香)はそんな彼をむりやり無理やり奉仕部という部活にいれる。奉仕部の部長雪ノ下雪乃(早見沙織)も優等生だが人付き合いが苦手な女の子だった。

 奉仕部は学校の生徒から持ち込まれた様々な悩み、問題を手伝う部活。雪乃と部活をこなしていくうちに、クラスメートで上位カーストにいながら、八幡のことが気になる由比ヶ浜結衣(東山奈央)、一見美少女に見える男子テニス部のエース戸塚彩加(小松未可子)ら周囲の生徒も巻き込んで、学園生活は進んでいく。



ブログ村のランキングです。よかったらポチッと押してください
にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村
 【感想】
 舞台は千葉だけど、登場人物はすべて神奈川県の地名。マイナーな僕の地元の地名まで登場して、なんかうれしい気がします。俺ガイルの愛称で4月から3期がスタート予定だったのですが、コロナで延期になり残念。早く再開すること願っています。

 さて、生徒たちの悩みは主に人間関係。優等生の雪乃はストレートな正論で解決策を提案しますが、それより八幡のひねくれた理屈から飛び出る破天荒なアイデアのほうが役に立ちます。結構、現実でもそうですよね。

 しかも、一見卑屈で、ぶっきらぼうで他人に関心をもたない八幡ですが、一人の孤独、寂しさというのを熟知しており、自分があえて悪者になっても、周囲の人を助けようとする優しががすごい。その一方で、自分が傷つくことへの警戒しています。雪乃や結衣が次第に八幡にひかれていくようになり、それでもあと一歩が踏み込めない理由がよくわかります。

 文化祭や生徒会長選挙といった学園ものにつきもののイベントも、その裏では悩む人もいるわけで、八幡たちがどうやって解決に取り組むかというのも見どころの一つ。もう一つ、八幡は入学時に犬を助けようとして事故に遭って入院し、それがもとでぼっちになってしまうのですが、その事故に結衣と雪乃もかかわっていたことが徐々にわかってきます。そういう影も含んだ設定が、物語に深みを与えます。

 スクールカーストなりコミュ障なりといった問題がクローズアップされるようになった昨今、正面からこうしたテーマに向き合い、もがくという青春アニメというのは、実は貴重。雪乃の八幡への毒舌も次第に親しみがこもってくるようになるありようとか、感情表現が細かいところまで行き届いており、うまい作品だとつくづく思います。生徒会とか、他校とのクリスマスイベントとか、仕事に対する見方もうまくできていて、タイトルとはうらはらに、非常に広いテーマを備えた佳作でした。★★★★
posted by 映画好きパパ at 07:12 | Comment(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。