2020年05月24日

かくしごと(放映中)

 お下劣な漫画家であることを小学生の娘に知られたくない主人公が必死に隠そうとするドタバタアニメ。シングルファザーのうえ、毎回、娘が成長してラストに切ない未来が想像できるワンシーンをいれているため、どういうふうに着地するか楽しみです。

 【ストーリー】
 下ネタ満載の漫画を描く後藤可久士(神谷浩史)は、小学生の娘、姫(高橋李依)に自分の仕事がばれるといじめられると思い、家と別の事務所にいくときにわざわざスーツに着替えるなど必死に隠していた。シングルファザーの後藤は娘を溺愛しすぎており、アシスタントたちや編集者(花江夏樹)もひいちゃうほど。

 お父さん大好きないい子に育った姫をめぐり、後藤の過保護っぷり、正体がばれそうなあわってぷりをまじえながらドタバタの日が続く。




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 【感想】
 娘を溺愛する父親の心理はデフォルメされていますが、同じ父親ということで、あるあると思いながらみています。ちょっとしたことで心配をするのだけど、娘のほうが実はしっかりしていたりなんて、自分も似たようなことがあったと、むずかゆくなりなったりして。シングルファザーだからこそ、姫がしっかりと育っているのがいじらしい。

 また漫画業界の裏事情の話も垣間見えて面白い。実際の漫画雑誌や漫画家をもじったネーミングもあって、漫画業界にあまり詳しくなくても、さもありなんと思えてしまいます。漫画家と編集の関係、アシスタントとの関係というのは、漫画ファンとしてはへーっと感じですし、長年漫画業界で原作者が生きているならではのエピソードもたっぷりとちりばめています。

 タイトルは隠し事と書く仕事のダブルミーニング。娘への隠し事と漫画の隠し事がちょうどいいバランスで成立し、ギャグ交じりのテンポが小気味良い。さんざんわらわせてくれたところに、ラスト数分で成長した姫がジーンとさせる感じの構成もたまらないです。

 まあギャグマンガということもあり、後藤が周囲からモテモテというのはちょっとやりすぎの感はありますが、多分、ラストの感動への伏線をひいているのかと気もしています。果たしてどうなるか。エンディングが大瀧詠一の「君は天然色」で、エンディングのアニメーションともども、爽やかさと一抹の寂しさをのせており、ここ何年かのアニメでは群を抜いて素晴らしいといえましょう。★★★★
posted by 映画好きパパ at 08:11 | Comment(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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