2020年05月31日

キャリー

 ブライアン・デ・パルマ監督の名作映画のリメイクなのですが、オリジナルは未見だったりする。なぜだろうか自分でも不思議ですが、従ってオリジナルとの比較はできません。

 【ストーリー】
 狂信的なキリスト教信者の母親(ジュリアン・ムーア)に育てられた女子高生のキャリー(クロエ・グレース・モレッツ)は初潮のことを知らず、学校の更衣室でパニックになったため、クリス(ポーシャ・ダブルデイ)を中心としたグループからいじめにあう。

 クラスメイトのスー(ガブリエラ・ワイルド)はそんな行為を恥じ、高校の(プロム)卒業パーティーに、ボーイフレンドのトミー(アンセル・エルゴート)を説得して、キャリーの相手になってもらう。実はキャリーは超能力を持っていた。そして、プロムで惨劇が起きる。



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 【感想】
 ストーリーの大筋は知っていたけど、ちょっと期待はずれでした。まず、キャリーの悲惨さがあまりよくわからないということ。もちろん、母親の狂信者ぶりや、クラスで浮いている姿は描かれていましたが、例えば、現実社会のモンスターペアレンツとか、自殺に追い込まれるようなひどいいじめの話を聞くと、キャリーの場合、そこまで追い込まれていないじゃん、と思えてしまいます。

 もちろん、本人からみれば十分ひどいめにあってるのだろうけど、最近はテレビドラマのいじめのシーンでも目を背けたくなるのが多いのに、キャリーの場合、トミーやスーなどかばってくれる人もいるわけだし、そこまで絶望しなくても、という感じを受けました。また、超能力を使い出すのも、もっと小出しにして、クライマックスにバンとだせばいいのに。

 恐らく、オリジナルが公開された40年前には衝撃的だったのだろうけど、いじめにしろ、狂信的な親にしろ、メディアでさんざん消費され、現実社会でも起きてしまっているのに、なぜいまリメイクするのか、というところがよくわからなかったのですね。

 また、クロエ・グレース・モレッツがこの役にあうかも微妙なところで、キックアスとかモールスなんて超人的な役の印象が強い女優だから、少しぐらいのいじめなんか、あっという間にやっつけてしまいそうで、クライマックスのカタルシスがないんですよね。そこを考えなくても、クロエはどちらかというと表情がくっきりした美少女なので、もっと弱々しい少女のほうがキャリー役にあっていそうな気がしました。
 
 原作、オリジナルがしっかりしていることもあるでしょうか、キャリーの孤独感もそうですし、母親の絶望感というのも親となった自分としてはひしひしと感じられました。それだけに、あとちょっとアレンジするだけで、より、面白いくなれたのに、という気がしてなりません。★★★(109シネマズ港北) あと、最後の1カットは完全に不要だと思いました。これも含めて、ドリフのコントを思い出して、乗れなかった箇所があったりしました。
【2013年に見た映画の最新記事】
posted by 映画好きパパ at 20:55 | Comment(0) | 2013年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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