【ストーリー】
動物がサンドスターにあたって擬人化したジャパリパーク。人間の女の子の姿になった動物たちはフレンズと呼ばれていた。ある日、パークに迷子の女の子(声・内田彩)が現れた。女の子は自分が何の動物のフレンズか記憶を失っており、彼女を見つけたサーパル(尾崎由香)は、持ち物から女の子をかばんと呼ぶ。
かばんの正体をさぐるため、サーパルとかばんは図書館へ向かう。だが、図書館までの道のりは遠く、途中にはフレンズを襲うセルリアンという謎の敵もいる危険な旅だった。ラッキービーストと呼ばれる小型ガイドロボットの手助けをうけながら冒険の旅が始まっていく。
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【感想】
擬人化された動物のほのぼの話をペースに、セルリアンとのバトルもあるし、川とか高山とか厳しい自然を乗り越えていくアドベンチャー的要素もあります。特にフレンズはサーパルをはじめ、フェネックとかコツメカワウソとか割とマイナーな動物まででてくるので、どんな動物だろうと興味をもてます。
アイキャッチには実際の動物園の飼育係が、その回に登場した動物の特徴を伝えるコーナーもあり、本作の放映で動物園の来場者が増えたというのもむべなるかな。「××するのだ」という語尾やアライグマをもじったアライさん、なんていうのがTwitterなどSNSで流行したというのも、まったり感がうまくSNSの世界にはまったのではないでしょうか。
一方でかばんちゃんの存在や、パーク自体がいったい何のために存在しているのか、ラッキービーストとは、といった謎がちりばめられ、セルリアンをはじめ不穏な空気が出ていることから、単にまったりとした物語だけでないところもコアなアニメファンを呼び込んだのでしょう。
ただ、リアルタイムの雰囲気がわからず、終了後のごたごたなんかを耳にしていると、そういった付加価値はなくなってしまいます。フレンズはかわいいけれど、それ以外は勿体つけてるなという気しか起きなかったし、2期はいいやという感じ。後から楽しめるというよりも、ブームを消費する作品だったのかもしれません。★★★
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