2020年06月21日

ビッグ・リトル・ファーム

 完全有機農法で大自然とともに農園を運営するなんて、きれいごとすぎて最初はうさんくさいと思っていたのだけど、映画では失敗も含めて完全なドキュメンタリーで、最初からラストまで楽しめます。

 作品情報 2019年アメリカ映画 監督:ジョン・チェスター 上映時間91分 評価★★★★★(五段階) 観賞場所:109シネマズ港北 2020年劇場鑑賞95本目



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 【ストーリー、感想】
 ロスでカメラマンをしているジョン・チェスターと妻で料理家モリーは、飼い犬のトッドがうるさいとアパートを追い出されてしまう。モリーは本当に良い食べ物を作るために、完全有機農法で大自然と共生する農場をつくることを決意する。

 親戚や友人から出資を受け、有機農業に詳しい老人アランのアドバイスを受けながら200エーカー(東京ドーム17個分)の巨大な荒地を購入。ため池を作り、ミミズで土壌を改良。牛、羊、鶏、カモ、豚といった家畜を放し飼いする。

 だが、自然には最低限しか手をいれないため、せっかく育てた作物が虫や鳥に食べられたり、家畜がコヨーテに襲われたりして被害は甚大。さらに洪水、山火事といった自然の脅威が襲い掛かります。

 ドキュメンタリーとしては非常にテンポが良く、しかも、次から次へと難題が襲い掛かるから、まるでフィクションのように楽しめます。家畜を襲うコヨーテを駆除するかどうか、苦悩するジョン。アランは自然のなすがままにすれば、数年かかればすべてうまくいく、といいますが、被害が大きすぎるため、とても待つことができません。このあたりの理想と現実のみせかたがうまい。

 一方で、放し飼いをしているため豚と鶏が親友になったり、子犬が羊と戯れたり癒される場面も多くあります。ミミズのアップとか苦手な人はいるかもしれませんが、それもまた自然の魅力。そして、家畜が野生動物とともにどう共生するか、年月がたつとともにジョン夫婦にも観客にもよくわかるようになるつくりがうまい。大自然は人間などが及びもつかないすごさがあると実感できました。
 
 アメリカらしいのが、こういう農場も出資を受けて作っているということ。理想に向けて投資があつまるというのはすごい。一方で、働き方としてもこういう大自然のもとで、あるがままに働けるというのはうらやましい限り。僕も英語ができて、若い独身だったら、ここに働きに行きたいと思ってしまいました。
posted by 映画好きパパ at 06:59 | Comment(0) | 2020年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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