2020年06月27日

はんだくん(2016年)

 ばらかもんの主人公、半田清舟の高校時代を描いたシュールなギャグアニメ。あまりにちぐはぐなやり取りに噴出してしまうこともしばしばでした。なお、ばらかもんとは放送局、スタッフ、キャストは交代しています。

 【ストーリー】
 半田清(声・島ア信長)は高校生ながら書道家でもあり、クールな表情に人を寄せ付けない厳しい雰囲気から、他の生徒たちから畏敬の念をもたれていた。学校一の天才、喧嘩の達人など数々の伝説をもっていたが、実態はへたれで、自分は周囲から嫌われているとのネガティブ思考の塊。固く自分の殻に閉じこもっていることがまたミステリアスな雰囲気として、周囲からあがめられていた。

 学校一の秀才相澤( 広瀬裕也)、他校にも恐れられる番長の筒井(細谷佳正)、モデルで学校一のモテ男、二階堂(柿原徹也)半田の隣の席の美少女、美代子(本渡楓)といったクラスメイトは、勝手に半田をライバル視したあげく自爆し、半田伝説は高まっていく。そして相澤たちは半田のしらないところで、半田を崇拝する「半田軍」を結成。学園を混乱の渦に陥れていく。





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 【感想】
 本人がしらないところでカリスマに持ち上げられ、ただ仲良くなりたいだけなのに行動を誤解され、周囲が暴走するというプロットは笑えます。半田伝説は学校内のみならず、他校にも広がって半田伝説がますます膨らみ、勝手に半田の舎弟が増えていくというのも笑いどころ。半田軍が半田の警戒をするとつきまとうのを、半田がストーカーの嫌がらせと誤解して、双方のシュールな行き違いはつぼにはいりまくりです。

 しかも、半田軍に入ると異常化し、例えば美代子は半田に近づく他の女子を直ちに捕獲するイレイサーとしての異名をとどろかせるなど、暴走はとまりません。半田軍以外の生徒や教師ですら、悩みやトラブルがあると、勝手に半田を巻き込み、勝手に解決する状況に。逆に半田がフレンドリーにしようとすると、そんなの半田くんじゃないと決めつけられるありさまで、わざわざ鬘をかぶってハンザワとなのって友達作りにはげむほど。

 実はこの裏にはばらかもんにも出てきた半田の幼馴染、川藤(興津和幸)がおり、彼が半田に、自分は学校で嫌われていると誤解させたことから、半田の性格がゆがんでしまいました。川藤はそれを申し訳なく思う反面、あまりにも半田をめぐる状況がおかしくて、なすがままにしています。半田自身は嫌われ者の自分が川藤と一緒にいると、川藤も嫌われると思い込み、こそこそ会いにいきます。そのけなげさが何ともたまりません。

 学園祭、修学旅行、補習、生徒会といった学園ドラマ特有のイベントも半田とその取り巻きの勘違いでドタバタしながら進んでいきます。とにかく笑えるシュールな作品。同時に半田の成長や周囲の成長も少しずつ進んでおり、青春アニメとして胸が熱くなるシーンも。エンディングのアニメーションも楽しくて、ほっこりできる作品でした。★★★★
posted by 映画好きパパ at 08:11 | Comment(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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