2020年06月28日

ポップスター

 何がやりたかったのかよくわからない作品。クライマックスはライブシーンだけど、観ていてこんなに盛り上がらなかった音楽映画は珍しい気がします。
 
 作品情報 2018年アメリカ映画 監督:ブラディ・コーベット 出演:ナタリー・ポートマン、ジュード・ロウ、ステイシー・マーティン 上映時間115分 評価★★(五段階) 観賞場所:TOHOシネマズららぽーと横浜 2020年劇場鑑賞99本目

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 【ストーリー】
 女子中学生のセレステ(ラフィー・キャシディ)は学校で銃乱射事件に巻き込まれ、重傷を負いながらも九死に一生を得る。姉のエレノア(ステイシー・マーティン)の支えもあり、懸命にリハビリに取り組むセレステは、追悼式でうたったバラードに注目した辣腕マネージャー(ジュード・ロウ)によって芸能界デビュー。一躍スターになる。

 20年近くたち、大人になったセレステ(ナタリー・ポートマン)は酒に溺れ、スキャンダルまみれ。若いころに産んだ娘のアルビー(ラフィー・キャシディ、二役)の世話もエレノアに押し付け、家族の仲も疎遠になっている。再起を図ったツアーを地元で始めるのだが…

 【感想】
 ブラディ・コーベット監督は前作「シークレット・オブ・モンスター」で、独裁者の少年時代をシリアスかつ淡々としたリアルっぽい描写で描きました。本作も導入の銃乱射事件のところは、日常が暴力によって突然崩れる瞬間を、無理に盛り上げようとしない演出がいたって恐ろしさを感じさせ、興味を抱かせました。

 しかし、ミュージックシーンになると、光の点滅を多用したり、ひたすらカットを増やしたりと、妙にMTVぽいのがかえって安っぽくみえてしまいます。スターが酒や薬物、男にまみれて転落するというのはハリウッド映画でよくあるパターンなので、絵作りを工夫したのでしょうけど、それがあまり効果的ではありませんでした。

 さらに、芸能マスコミのえぐさとかを入れたかったのでしょうけど、これもどこかでみたことのあるような描写が多い。セレステとアルビーの会話も、ありふれた日常というふうに描いているのはいいけれど、これまた心に響くものがありませんでした。さらに、テロ事件など、いろいろ盛り込もうとして、空回りしている感じです。

 肝心のツアーの場面では、プロデューサーもしているナタリー・ポートマンは気持ちよく歌えたのかもしれないけれど、これまたぴかぴか光る演出は目にいくけど、印象に残るような曲もありませんでした。まあ、洋楽のポップミュージックが好きな人だったら感想が違うかもしれません。
posted by 映画好きパパ at 08:11 | Comment(0) | 2020年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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