2020年06月30日

15年後のラブソング

 イギリスを舞台にした大人のラブコメ。イーサン・ホーク扮する幻のシンガーが軸になるのだけど、音楽映画としても十分楽しめました。
 
 作品情報 2018年アメリカ、イギリス映画 監督:ジェシー・ペレッツ 出演:ローズ・バーン、イーサン・ホーク、クリス・オダウド 上映時間97分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:イオンシネマズ港北 2020年劇場鑑賞100本目



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 【ストーリー】
 イギリスの港町に住むアラフォーのアニー(ローズ・バーン)。家業の博物館は退屈な仕事で、長年同棲を続けているボーイフレンドのダンカン(クリス・オダウド)とも倦怠期。特にダンカンは20年前にライブ中に失踪した伝説のロッカー、タッカー・クロウ(イーサン・ホーク)の猛烈なオタクで、アニーのことをなおざりにしてタッカーファンサイトの管理人業務にいそしんでいた。

 ある日、ダンカンあてに届いたタッカーの未発表音源をアニーが先に聞いてしまったことから大喧嘩が勃発。腹を立てたアニーは、ファンサイトにタッカーの音楽の欠点をあげつらったコメントを書き込む。これでダンカンとの仲はさらに悪化したが、隠棲していたタッカー本人がその書き込みを気に入り、アニーにメールを送ってきたことから事態は急変する…

 【感想】
 イギリスの田舎町のアラフォー倦怠カップル。毎日があじけなく、結婚に踏み切らず子供も作らないことからだらだらと惰性で続いてる感じがします。夫がオタクというのは僕も映画やアニメオタクなのでわかりますが、彼女よりもヲタク活動を優先するというのはアラフォーになったらさすがに痛い。しかもオタク活動といっても、単にCDを先に聞くかどうかということなんですから。

 でもクリス・オダウドのしょぼくれぶりもあって、ダンカンがどうしても憎めないんですよね。だから2人の関係がずるずると続いたんですけど。一方、タッカーもいいやつなんですが、女性関係にルーズ。今は幼い息子のジャクソン(アジー・ロバートソン)とアメリカで暮らしていますが、ジャクソンに腹違いの兄姉が複数いることを告げられないのが悩みの種です。

 そんな等身大のタッカーにとって、ライブ途中の失踪もあいまり、伝説のロッカーといわれることは面はゆい。一方で、オタク以外には忘れられているのも事実。そこへ、まっとうな批評がきたからアニーに関心を持つのが自然の流れ。アニーのダンカンへの愚痴をメールできいているうちに、二人の関係はどんどん接近していきます。

 タッカーがなぜライブ途中に消えたのか、その理由も次第に明らかになりますが、いかにもだめだめで、それでも人間として愛されるべき存在。3人ともそんなふうに生きて来たというのが、みているこちらも気楽になります。まあ、人間なんとか生きていけますよね。もっとも、それでも最低限守らなければならないこともあるわけですが、三角関係の恋の行方も含めて、つい生暖かく見守ってしまいました。こういうラブコメって一定数あるけど、落ち着いた感じで終始するのは久々に見た気がします。
posted by 映画好きパパ at 07:24 | Comment(0) | 2020年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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