【ストーリー】
ダニエル(ブライアン・ボーランド)と妻のクリスティ(スプレイグ・グレイデン)、ダニエルの連れ子の女子高生アリ(モリー・イフラム)、そして生まれたばかりの赤ちゃんハンターは、カリフォルニアの豪勢な住宅に住んでいた。ある日、外出から戻ってきた一家は家の中が荒らされていることに気づく。空き巣に襲われたと思ったダニエルは各部屋に監視カメラを設置する。やがて、怪奇現象が起こるようになり、一家は不安に包まれていく。
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【感想】
前作の主人公だったケイティ(ケイティー・フェザーストン)は、クリスティの姉であり、時間軸的には前作と重なるそう。ただ、本作の主人公はダニエルとクリスティ夫妻であり、ケイティは脇役で出てくる程度。一応、1作目の説明にもなっているそうです。
CMや1作目の評判からいって、結構怖いのではないか、と身構えていて、この身構えている間が楽しい。出るぞ出るぞといってさあ出た、というあたりはまさに、怪談の王道。ただ、ホラーにありがちなのだけど、驚かそうとしてそれが1周まわって、笑ってしまう状態になってしまったのは、結構、ホラーを見慣れているせいでしょうか。ドリフのコント的な部分すらありました。
また、ストーリーを冷静に判断すると、監視カメラをあっちこっちに付けているのに、それが役に立たない状況は突っ込みどころなのだけど、そんな怪奇現象が起きているのに、赤ちゃんを1人で別の部屋に寝かせているというのが信じられない。そもそも我が家も1歳の赤ちゃんがいるけれど、いつも親と同じ部屋で寝かせているし、一緒にいないと、すぐどっかへ行ったりして危ないのだけど、アメリカではそうしないのだろうか。
同じような道具立てだったら、ギャグと怖さをミックスさせた「スペル」の方が良かったかな。でも、ホラーファンだったら気楽に楽しめる作品だと思います。★★★(TOHOシネマズ日劇)