2020年07月30日

悪魔を見た

猟奇殺人もの、復讐ものは韓国映画で多いのだろうけど、その集大成的な作品です。ただ、それだけに、これはこの映画でみたな、とか比較してしまい、どうしても既視感があったのは、この手の映画が好きなだけに残念。ただ、こういう映画に見慣れないと、ものすごい衝撃があるでしょう。特に日本でも人気のイ・ビョンホンが主演しているだけに、劇場でも韓流ファンらしい女性が、びっくりしてました。

 【ストーリー】
 韓国の国家情報院のエリート、スヒョン(イ・ビョンホン)は、フィアンセのチョヨン(オ・サナ)を何者かに惨殺され、死体はバラバラに捨てられる。復讐を誓ったスヒョンは、犯人が連続殺人犯のギョンチョル(チェ・ミンシク)であることを突きとめ、彼を捕まえ、残酷なまでに痛めつける。だが、それはギョンチョルとの壮絶な戦いの始まりでしかなかった。






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 【感想】
 韓国の復讐映画で僕が一番好きなのは「復讐者に憐れみを」。「復讐者〜」が、犯人も復讐する遺族も背景が描かれていたうえ、ごく普通の生活をしていた人が、人生の歯車が狂っていく様子が良く描かれていたのに対して、本作のスヒョンは、格闘の達人で最新鋭の兵器などもっている、007のようなスーパーエリート。一方、ギョンチョルは、背景がほとんど描かれない、モンスターのような存在。どうしても、前者に軍配があがる。

 また、猟奇殺人の映画では、邦画でも「冷たい熱帯魚」が公開中だけど、こちらの犯人、村田(でんでん)が、いかにも実際にいそうな人物造形なのに、本作では、韓国はやたらと涼気殺人犯・モンスターがうようよしているようにみられそう。このほか「告白」とか「親切なクムジャさん」とか「完全なる報復」とかいろんな映画を想起した。だから、よく出来ているなと思うけど、衝撃までは至らなかった。

 役者もチェ・ミンシクは、モンスター役を怪演しており、この映画の影の主役といっても過言でないほどだが、イ・ビョンホンが、がんばっているとはいえ、あまりにもイケメンすぎて、ちょっと素に戻ってしまってマイナス。もっと、フツメンの俳優が良かったし、当初の予定のように、配役が逆でも面白かったかも。

 それでも、韓国映画特有の痛そうなシーンはじゃんじゃんでるし、ブラックユーモアもちりばめられ、2時間半近い上映時間があっという間。特にラストは工夫を凝らしているし、イ・ビョンホンの表情も注目でき、作品自体は悪くはない。まあR18なので、過激描写が好きな人以外はしんどいかもしれません。★★★★(シネマート六本木)

*2011年は東日本大震災発生のため、この後、しばらく映画は見られませんでした。ブログではしばらく最近見たアニメの感想を紹介します。
posted by 映画好きパパ at 20:22 | Comment(0) | 2011年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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