【ストーリー】
大学生の瀬川祐太(羽多野渉)の姉夫婦(大原さやか、飛田展男)が突然、事故死した。夫婦には中学生の空(上坂すみれ)、10歳の美羽(喜多村英梨)、6歳のひな(五十嵐裕美)の異母姉妹が残された。複雑な血縁に、親戚は3人をまとめて引き取るのを嫌がり、義憤にかられた祐太は3人を引き取ると宣言する。
狭い6畳一間に4人が暮らすうえ、両親がなくなったショックもあり、最初はトラブルだらけだった新生活。祐太と同じサークルの仁村浩一(小野大輔)や天然だが無口の超絶美人、織田莱香(堀江由衣)らの協力もあり、生活は次第に軌道に乗っていくが…
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【感想】
家族の絆は大切だというテーマになるだろうことはわかったけど、現実的に考えればこんな生活で果たして大丈夫なのかと思ってしまいました。もっとも、フィクションの中ぐらいは世知辛い世の中とは違うといいたいのかもしれませんが。
劇中でも、生活費がたりないため無理なバイトに苦しむ祐太の描写があります。また、劇中には直接でてませんが、保険や補償もあったろうから、金銭的に極端に貧困になるかはわかりません。けれども、子供を育てる、しかも3人も育てることがこんなに簡単できれいごとなのかという気は、親の立場として思ってしまいました。自分が若いころみれば、まったく違った感想になったでしょうね。
親をなくしたせいか、3人の精神年齢は高く、特に美羽は10歳と思えないほど。だから、祐太にも育てることができたのかもしれません。また、裕太だけでなく祐太の友人や周囲の助けも重要で、心が温まります。けれども、やはり児童虐待とかが話題になっているきょうこのごろを考えると、ちょっと我に返って首をかしげてしまうところもあります。
ストーリー自体は日常のどたばたのうえ、3人の美少女に囲まれて困惑するという一種のハーレム系に近い所もあり、そういう小難しい部分を考えなければ、楽しく視聴できます。特に、空が次第に祐太を父親でなく男性としてみていくようになるのは、ほほえましくもあるし、感動的なシーンにもなります。でも、どこかでひっかかってしまうところもありました。★★★
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