2020年08月08日

ダンベル何キロ持てる?(2019年)

 女子高生がジムで筋トレをするというだけの内容なんだけど、パロディを含めひたすらにぎやかな作品。恋愛要素なしで、とにかく筋トレ。鬱陶しいいまのご時世には、こうした元気な作品がふさわしいですね。

 【ストーリー】
 女子高生の紗倉ひびき(声・ファイルーズあい)はとにかく食べることが大好き。親友の上原彩也香(石上静香)から太ってきたと指摘され、ショックを受けたひびきは駅前のシルバーマンジムに通うことにする。

 最初はハードなジムにやめようとしたが、トレーナーの街雄鳴造( 石川界人)がイケメンだったことや、同級生で生徒会長の奏流院朱美(雨宮天)も一緒に入会を決めたことから続けることになる。自身が超マッチョですぐに脱ぎ始める街雄や、筋肉フェチの朱美に囲まれていくうちに、ひびきも次第に筋トレの奥の深さにはまっていく。





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 【感想】
 とにかく能天気。ストーリーらしいストーリーは薄く、あくまでも全身の筋肉を鍛えようというもの。健全なお色気パートもあるけど、ひびきにしっかりと突っ込ませるし、街雄が筋肉をみせようとすると服がビリビリに引き裂かれるし、分かってやっているなという感じ。

 マッチョなおじさんたちが筋トレをやってる場面は一部に抑えて、ひびきたち女子高生が筋トレする姿は華やかみもあります。そのうえ、ひびきの学校の教師、立花里美(堀江由衣)ら筋トレメンバーも続々増えたうえ、アメリカのアクション俳優のハーンノルド・ドゲゲンチョネッガー(玄田哲章)、ジェイソン・スゲエサム(中村悠一)といった濃いキャラクターもどんどんでてきます。

 単にジムでのトレーニングだけでなく、食事方や自宅で機材なしにできるトレーニングなども紹介。どうすれば筋肉がつくのか大変わかりやすい。ゴールドジムの協力もあるためか、かなり本格的、実践的なトレーニングの紹介で、糖質制限の欠点を指摘するといったまじめな部分もあります。

 もちろん、ストーリーも単調にならないよう、筋肉アイドルを目指したり、コスプレイヤーになったりと工夫をこらしており、あきさせません。特に、番組の最後には家庭でできる筋トレ法も紹介しており、アニメを楽しむというよりも体を動かしたくなりました。★★★
posted by 映画好きパパ at 22:08 | Comment(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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