作品情報 2019年アメリカ、カナダ映画 監督:ジョン・ルーカス、スコット・ムーア 出演:アダム・ディヴァイン、アレクサンドラ・シップ、マイケル・ペーニャ 上映時間84分 評価★★★(五段階) 観賞場所:イオンシネマ港北ニュータウン 2020年劇場鑑賞152本目
ブログ村のランキングです。よかったらポチッと押してください

にほんブログ村
【ストーリー】
ネットニュースに勤めるフィル(アダム・ディヴァイン、吹き替え版・杉田智和)は、記者志望だがスマホ依存症で仕事が終われば友人もいなく、引きこもり生活をしていた。職場では上司のカイ(マイケル・ペーニャ、関智一)にいびられる日々。ある日、街角で自転車の女性店主ケイト(アレクサンドラ・シップ、竹達彩奈)とぶつかり、スマホを落として壊してしまう。
スマホを買い替えたところ、スマホに内蔵されているAIのジェクシー(花澤香菜)が勝手にしゃべりだし、フィルの生活を改善しようと下ネタまじりでアドバイスをしだす。最初は、アドバイスに従ってうまくいったフィルだが、次第にジェクシーは暴走しだし…
【感想】
予告編にあるような、アラームでおきないとわいせつな言葉を叫んだり、プラグを差し込まれると感じちゃうような下ネタは笑えるのだけど、全体的にテンポは遅いし、ギャグも連続しないので不発気味のが多く寒かった。
フィルとジェクシーの関係の下ネタがみたいのに、カイの変なダンスとか携帯ショップの女性販売員(ワンダ・サイクス、朴璐美)がやたら敵対的な態度をとるとか、物語の流れを断ち切ってしまいます。アメリカでは有名なコメディアンだから見せ場を上げたかったのかもしれないけど、上映時間が短いのに流れがとまってしまうのはいたい。
また、ケイトの心情もよくわからない。ケイトとフィルのラブコメという意味でも、ジェクシーとの三角関係でもまったく描写がたりません。スマホ依存の危険とかやっぱり直接会うのは大切だよねという教訓めいたところはお約束としても、やはりジェクシーにもっとフォーカスを与えないと今一つです。
ただ、花澤の下ネタ満載のセリフと杉田のヲタクめいた発声が、アニメでは見られない魅力をみせてくれます。多少、翻訳で直訳めいてこなれないセリフはあったけど、とにかく実力派声優のうまさをたっぷりと受けられます。吹き替えのほうで★1つおまけです。
【2020年に見た映画の最新記事】