作品情報 2019年アメリカ映画 監督:オリヴィア・ワイルド 出演:ケイトリン・デヴァー、ビーニー・フェルドスタイン、ジェシカ・ウィリアムズ 上映時間102分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:新宿武蔵野館 2020年劇場鑑賞167本
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【ストーリー】
高校時代、遊ばないで勉強ばかり。周囲からは生徒会長と揶揄されていたモリー(ビーニー・フェルドスタイン)はイエール大に合格して鼻高々。ところが、遊びまくって勉強していないはずのクラスメイトがハーバードやスタンフォードなどの一流大学に合格しており愕然とする。勉強だけやるのでなく、勉強も遊びもするべきだったのに、自分の青春をかえしてほしい。
モリーは親友で意識高い系のレズビアンのエイミー(ケイトリン・デヴァー)を強引に誘い込み、イケてるクラスメイトが開いている卒業パーティーに乱入しようとする。しかし、そもそもパーティーの会場がわからず…
【感想】
いけてないとバカにされていたティーンが卒業前にはっちゃけて大活躍というのは、ある意味、バック・トゥー・ザ・フューチャーをはじめ名作がいくつもある王道パターン。ただ、本作はいけてないとはいえ、イエール大学という世界でもトップクラスの大学に入学した勝ち組なわけです。しかも、エイミーは美人だし、モリーはかわいげもあるし。
ただ、はっちゃけぶりは笑えます。ださい服しかもっていなくて慌てていけてる女性教師のファイン(ジェシカ・ウィリアムズ)から借りたり、パーティーに行きたくてもクラスのパリピーの連絡先がわからないとか。そのうえ、ようやくついたと思ったら、クラスではぶられているジャレッド(スカイラー・ギソンド)のパーティーで、彼とドラッグ好きのジジ(ビリー・ロード)しか参加者がいなかったとか。
また、あけすけな下ネタトークもうけました。モリーとエイミーは親友にすぎないのに、モリーの両親は2人が恋人同士と勘違いして特別な感情で送り出したりするのは、何ともむずかゆく感じてしまいました。ここらへんのはっちゃけぶりは、今風でからっとしています。
さらに、これまでモリーはクラスの連中をバカにして、次に遊んでいることをうらやんでいたけど、一夜の冒険のうちにパリピや頭の軽いようにみえた連中も等身大の悩みを抱えていることがわかってきます。こういう青春ストーリーの王道的なところもいいですね。知名度のない若手俳優がそろってますが、なかでも一番美人にみえたのが、いけてるクラスメイト役のダイアナ・シルヴァーズ。今後、どんな映画になるのか楽しみです。
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