2020年10月01日

ヒットマン エージェント:ジュン

 クォン・サンウ主演のアクションコメディー。韓国ではこうした分野が人気があるのみたいですが、僕は重たい作品が好きなだけに、このタイプはちょっとね。

 作品情報 2020年韓国映画 監督:チェ・ウォンソプ 出演:クォン・サンウ、チョン・ジュノ、ファンウ・スルヘ 上映時間110分 評価★★★(五段階) 観賞場所:イオンシネマ港北ニュータウン 2020年劇場鑑賞195本



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 【ストーリー】
 韓国国家情報院の敏腕エージェント、ジュン(クォン・サンウ)。孤児の時から暗殺者として育てられ、数々の難任務をこなしたジュンだが夢は漫画家になることだった。しかし、国家機密のエージェントを抜けられないジュンは自分の死を偽装して別人に生まれ変わる。

 15年後、ジュンは念願の漫画家になったがまったく売れず、口うるさい妻のミナ(ファン・ウスレ)と小生意気な中学生の娘ガヨン(イ・ジウォン)の尻にしかれていた。連載の打ち切りも決まり、酔った勢いで自分のスパイ時代のエピソードを漫画にしたところ、それが爆発的ヒット。しかし、国家情報を漏洩された国家情報院は元上司トッキュ(チョン・ジュノ)が中心となりジュンを追う。一方、ジュンに恨みを持つテロリストのジェイソン(チョ・ウン)は、ミナを人質にとり…

 【感想】
 全体的に非常にぬるく、アクションもクォン・サンウ恰好いいというレベルのもの。マ・ドンソクのような圧倒的強さも、「ブリング・ミー・ホーム」のような痛みが伝わってくるようなものもなく、ただ、ぼーっとみていればいいレベル。冷酷に人を殺す敵キャラも最後はまったく強くなく、ハラハラ感は皆無です。

 また、コメディも非常にゆるく、例えばトッキュ(おじさんです)が股間にスマホを隠し、それをジュンが探っていると、通行人が男同士がいやらしいことをしていると勘違いして連れていた子供の目をふさぐとか、小学生向けのギャグかよ、と思えるものばかりでした。敵も人質をさっさと始末すればいいのに、見張りもつけないなんて、子供向け特撮の悪役かよというレベル。

 ただ、コメディだけに一見、厳しくあたっていたり、うざがっていた妻子が実はジュンのことが大好きで、ジュンも人質になった家族のために必死になる姿は万人受けする要素かもしれません。また、ジュンの書いた設定の漫画もスタイリッシュで、韓国のアニメがどんどん変化しているのがわかります。

 クォン・サンウは40代半ばのおじさんだけど、こういう映画の主役はやはりはまっています。さらに、彼の弟子役のチョル(イ・イギョン)もイケメン。クォン・サンウファンはもとより、何も考えないでアクション映画を楽しみたい人に向けた作品でした。
posted by 映画好きパパ at 22:31 | Comment(0) | 2020年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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