2020年11月07日

きみの瞳が問いかけている

 昔の大映ドラマさながら突拍子のないストーリーと偶然の数々でしたが、韓国映画が原案なんですね。そんな脚本をしっとりとした演出に抑えた三木孝浩監督と吉高由里子、横浜流星コンビがみせてくれました。

 作品情報 2020年日本映画 監督: 三木孝浩 出演:吉高由里子、横浜流星、風吹ジュン 上映時間123分 評価★★★(五段階) 観賞場所:TOHOシネマズ日比谷 2020年劇場鑑賞232本



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 【ストーリー】
 元キックボクサーのレオナルド篠崎塁(横浜流星)は立体駐車場の管理人のバイトをしていたところ、盲目の女性、柏木明香里(吉高由里子)が管理人室を訪れる。柏木は前任の管理人と篠崎を勘違いしていたのだが、それをきっかけに2人はひかれあうようになる。

 だが、孤児院出身の塁は兄貴分でハングレのリーダーの佐久間(町田啓太)の指示で、裏社会に生きていた過去があった。一方、明香里にも心の傷となった過去があり、2人の運命は交錯していく…

 【感想】
 序盤は非常に物静かな作風で、目が見えない明香里が塁のことをおじさんと勘違いしながら話し合っていくなど、2人の出会いは非常に共感がもてるものでした。こんな感じで心の交流を描いていくのかと思ったら、裏社会みたいなところがでてきたりして話は大げさになっていきます。

 さらに、都合の良すぎる偶然が次々と起きていきます。例えば、明香里は上司(野間口徹)から襲われたときに塁に助けられるんですけど、なぜそのタイミングで塁が登場するのかとか。2人の演技がよく、特に横浜の普段は物静かだが切れたら何をするのかわからない役作りに目が行くので最初は気にならなかったのですが、そんな感じのシーンがしばしばあるので、ちょっと突っ込みたくなってしまいます。

 また、佐久間も塁も孤児院のシスター(風吹ジュン)にかわいがられて育ったはずなのに、佐久間が薄っぺらい悪役になったのは残念。韓国映画らしいわりきりというのでしょうか。町田の悪役は珍しいのでもったいない気がしました。

 そうはいっても2人のシーン、何でもないデートシーンもそうですし、運命が交錯したときの様子とか、本当に良い感じのラブストーリーになっています。このへんも韓流原案ならではのメリットといえるでしょうか。終盤がもっとばっさり切ったらいいのに、いつまでも続くというのも含めて、2人の恋愛をじっくりみるには適していました。
posted by 映画好きパパ at 08:24 | Comment(0) | 2020年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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