2020年11月15日

THE IDOLM@STER(2011年)

 アイドル育成ゲームのアニメ化で、ゲームともども熱烈なファンを集めた作品。12人の女性アイドルが登場し、それぞれにファンがつき、人気になるのもわかります。

 【ストーリー】
 小規模な芸能プロダクション765プロには12人の新人女性アイドルが所属していた。ある日、彼女らの密着取材が行われるが、そのカメラマンが今度から自分たちを担当するプロデューサー(声・赤羽根健治)だとわかる。

 最初は地方巡業やケーブルテレビといった小さい仕事だったが、ライバルの961プロの妨害にも負けずに、次第に彼女たちは人気を集め、スターへの階段を登り始める。



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 【感想】
 中心的な存在の天海春香(中村繪里子)や、家庭の暗い過去を持つ如月千早(今井麻美)がメインキャストになるのですが、26回もあるので他のメンバーのスポット回もあります。ゲームと声優も一緒なので、どのアイドルファンも楽しめるでしょう。

 エピソードもライバルの嫌がらせに負けずに頑張るという王道から、ローマの休日風のストーリー、そして、挫折とそれを乗り越えるためのチームワーク、友情といった前向きなものがほとんどです。悪役の961プロは汚いことをするけど、それにきっちり立ち向かうというのが、水戸黄門らしくて安心して見られます。

 また、961プロに所属しているけど、実力で765プロと対抗したい男性アイドル達も登場して、話の幅を広げます。作品のなかでは彼女たちの歌も結構聞けるので、アイドルアニメとしての役割は十分でしょう。

 ただ、ゲーマーを視聴層にしているためか、一つ一つのお話はきれいなんだけど深みがない感じがします。まあ、こういうジャンルにそうしたものを求めてもしかたがないのでしょうけど、練習生たちがでてくる劇場版も含めて良い話ばかりなので、ゾンビランドサガのようなアクの強いコンテンツのほうが好みかも。★★★ 
posted by 映画好きパパ at 20:11 | Comment(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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