2020年11月24日

Malu 夢路

 別の映画とタイトルを勘違いしており、スクリーン入口に貼ってあるポスターをみるまで気づきませんでした。まったくの予備知識なしでみたのですが、まったく意味がわからず、今年一番退屈な作品となりました。

 作品情報 2020年マレーシア、日本映画 監督:エドモンド・ヨウ 出演:セオリン・セオ、 メイジュン・タン、 永瀬正敏 上映時間112分 評価★(五段階) 観賞場所:キノシネマみなとみらい 2020年劇場鑑賞249本



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 【ストーリー】
 マレーシアの田舎の島に住む女性ラン(セオリン・セオ)は、幼いころ心を病んだ母(リン・リム)に無理心中させられそうになったところを姉のホン(メイジュン・タン)に助けられたことがあった。ランと母はそのまま島で暮らし、ホンは家を出て都会で暮らした。

 それから時間がたち、ランが日本で死亡したという連絡がホンに届く。ホンは日本でランの関係者だったジュン(水原希子)やシンスケ(永瀬正敏)と出会い、ランが日本で何をしていたのかを調べるのだったが…

 【感想】
 非常にスローテンポで、説明的なセリフもないうえ、時間軸も入れ違えています。そのため、いったいこの映画は何がテーマなのかというのがさっぱりわかりませんでした。しかも物語が進んでも、本来ストーリーの説明で必要なところもばっさり切っているので、わからなさは増してきます。

 何しろ最初は中国語をしゃべっているから中国が舞台なのか?→なんで母親は2人の幼い子を殺そうとするの?→大人になった姉妹はどんな関係なの?などなど、謎が解決されないまま、どんどんストーリーが続いていき、前に疑問に思ったことがどうなのかすら忘れてしまいます。観客に想像させるにしても、全然、状況がわからないと、そもそもそんな興味すらわきません。最後までいかにも意味のありそうな映像が並ぶだけ。

 日本でのロケ地は僕が映画を見ていた横浜で、久々の水原希子がでてきたのはうれしかったけど、まあ、だからなにといった感じです。週末の夜なのに僕以外の客がなく、退屈を持て余して、体をもぞもぞしたり、座席のうえに正座したりしていましたが、とうとうやることがなくなってラジオ体操でもしたくなりました。

 ほかに客がいないので、体操してもいいのかな。むかしだったら映写室から観客席はのぞけたのだけど、デジタル化した今ではどうなんだろ。もし映写技師を驚かせたらまずいから、体操するのはやめましたけど、どなたかこういう場合どうすればいいのか、教えてください。途中退場してだれも客がいなくなったら上映はやめるのでしょうかね。
posted by 映画好きパパ at 07:00 | Comment(0) | 2020年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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