2020年12月21日

ノッティングヒルの洋菓子店

 「ニューヨーク 親切なロシア料理店」と続けてみましたが、こちらは本当においしそうなスイーツが山ほどでてきました。ストーリーが薄味でも、うまそうなスイーツをみていれば飽きなかった。

 作品情報 2019年イギリス映画 監督:エリザ・シュローダー 出演:シェリー・コン、シャノン・タルベット、ルパート・ペンリー=ジョーンズ 上映時間:98分 評価★★★(五段階) 観賞場所:ヒューマントラストシネマ有楽町 2020年劇場鑑賞279本



ブログ村のランキングです。よかったらポチッと押してください
にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村



 【ストーリー】
 ロンドンで親友同士のイザベラ(シェリー・コン)とサラ(キャンディス・ブラウン)は長年の夢だった洋菓子店を開店しようとしていた。ところが直前になりサラが事故死。負債をかかえたイザベラは、サラの母ミミ(セリア・イムリー)、サラの娘クラリッサ(シャノン・タルベット)と、サラの意思を継いで店を開こうと決意する。

 そこへ2つ星レストランシェフのマシュー(ルパート・ペンリー=ジョーンズ)が雇ってほしいと現れた。実は彼とイザベラ、サラはパティシエ学校の同級生で、サラの元彼でもあったのだ。複雑な思いのイザベラをよそに、クラリッサはマシューが自分の父親ではないかと疑い…

 【感想】
 ロンドンの有名なデリ「オットレンギ」が協力しているそうで、本当においしそうなスイーツの数々。もし日本にこんな店があったら毎日でも通いたくなります。しかも、単にスイーツを出すのではなく、予告編にあるように他民族都市ロンドンで世界中のスイーツを出そうというのですから、あきません。

 日本のスイーツがなぜか抹茶ミルフィーユというのは笑えましたが、このくらいは日本のどこかでおいしい店が食べられるのかな。アフリカ、アジア、南米と世界中のスイーツがでてきて、大半は見たことがないので目移りしてしまいます。

 ただ、スイーツは濃厚そうだけど、映画のストーリーは薄味。サラへの思いから「LOVEサラ」と名付けた店を軌道に乗せるため、年齢も性格も違う3人の女性と1人の男性が協力するのだけど、マシューをめぐってイザベラとクラリッサが多少動揺するくらい。もっと女性同士のぶつかりあいとかあれば深みがでたのにと思いました。

 また、上映時間が短いためか、トラブルもあまり大きくならずにぽんぽん進んでいきます。そういう意味でも映画の内容をじっくり味わうよりも、おいしそうなスイーツを見て堪能するほうが正しい見方なのかも。それにしても、いくら洋菓子の下地があったとはいえ、そんなに簡単に見たことのない各国のスイーツを作れるのか、というのは野暮な疑問化もしれません。
posted by 映画好きパパ at 07:00 | Comment(0) | 2020年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。