2021年01月06日

逃げるは恥だが役に立つ ガンバレ人類!新春スペシャル!!

 2016年に社会現象を呼んだ「逃げ恥」のスペシャルが4年ちょっとぶりにみられました。野木亜紀子の脚本の切れ味はすさまじく、早くも今年を代表するドラマといえましょう。

 【ストーリー】
 事実婚となったみくり(新垣結衣)と平匡(星野源)。2人とも仕事も家庭も順調だったが、みくりの妊娠を機に籍を入れて正式な夫婦になることを決めた。しかし、まだまだ世の中は世知辛く、会社で軽いマタハラを受けつつも、2人は自分の思いをとげていく。だが、新型コロナウイルスが世の中に蔓延し、赤ちゃんが生まれたばかりのふたりは…



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 【感想】
 社会課題を平然とドラマのなかにいれつつ、悪人を作らないでまわしていくこのドラマのテイストはすごい好きです。女性が出産、育休をとる場合は周囲に気遣わなければならず、課のなかで順番を決めなければならないとか、男性が育休を長期間とると上司から嫌味をいわれるとか、いかにも日本の社会であるあるといった感じ。

 また、夫婦別姓が決まったら結婚しようといっていた2人が、いつまで経っても国の議論がすすまないので、結局法律婚をするときに、互いにどちらの苗字にするかを選ぶ際の会話など、重くならずにでも真剣にといったやりとりは本当にうまい。こういう自然体の感覚が世の中にひろがればいいのにとつくづく思います。

 男は仕事のためにすべてを犠牲にして当たり前、という平匡の上司、灰原(青木崇高)も、別に悪人ではなくそういう環境で生きていただけでしょうし、より軽やかに生きている沼田(古田新太)のそれとないアドバイスできちんと気付けるわけです。やはり古い考えが多い、平匡の父(モロ師岡)もそうですね。わからない人には気付かせてあげる。そんなやさしさがいい。僕も妻の妊娠中、こうすれば良かったのかとの気付きも結構ありました。

 また、みくりの叔母百合(石田ゆり子)と風見(大谷亮平)の関係とか、沼田と梅原(成田凌)の関係とか、多様化した現代にふさわしい人間関係が、前作の世界観、キャラクターをきちんと踏まえて展開されているのもうれしい。

 そして、コロナでショックをうける現代日本への暖かいエール。エンディングの恋ダンスも含めて、正月にふさわしい一本でした。★★★★★
posted by 映画好きパパ at 07:00 | Comment(0) | テレビドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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