2021年01月12日

黒革の手帖〜拐帯行

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 松本清張原作で2017年に武井咲原作でドラマ化された後日談を、清張の別の短編を原作に作りました。いかにもテレビ朝日、松本清張的な2時間ドラマでした。

 【ストーリー】
 顧客の秘密をつづった黒革の手帖を武器に若くして銀座のママになったものの、悪事が露見して逮捕された原口元子(武井咲)。刑務所から出所後、仕事がなかなかみつからなかったが、腐れ縁の予備校理事長、橋田( 高嶋政伸)の紹介で、金沢在住のIT長者、神代(渡部篤郎)の世話を受けることになる。

 金沢のクラブにホステスとして入った元子はママのレイナ(安達祐実)を追い落とし、自分がママになることに成功する。さらに、神代に恨みを持つ青年森村(毎熊克哉)と知り合い、2人で神代から大金を奪うことを企み…



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 【感想】
 若くて美人の元子が、悪知恵と度胸でのしあがり、冨や権力を持つおっさんたちを次々と手玉に取るストーリーは健在。テンポよく進んでいき、突っ込みどころは多々あれども、演じる武井のキップの良さと頭の回転の速さで納得させられてしまいます。

 安達に加えて、前作のライバルホステス役の仲里依紗も登場しますが、女同士のえぐい戦いはそれほどありません。それより、親の敵と神代を狙う森村を助ける、義侠的な部分がクローズアップ。ただ、連ドラと違って時間が短いせいか、せっかく渡部篤郎を起用しているのに、神代がケチな小物にしかみえないのがもったいなかった。

 嫌味な金持ちがぎゃふんといわされるストーリー自体は、最後まで楽しめます。2つの短編を強引にくっつけてるのに、違和感なくみられるのが脚本のうまさでした。なにより武井の原口元子がふたたびみられたのはよかった。彼女はほんとに元子にあてるな。結婚後、露出が減っていますが、また連ドラで元子の活躍がみられたらいいなあ。

 渡部の愛人役の中村ゆりかと毎熊も、このドロドロした松本清張ワールドにうまくはまっていました。毎熊は最近、あちこちで出てきて強面の役が多いのだけど、こういう役もいいですね。こういう、お手軽なサスペンスがまた楽しめる世の中になりますように。★★★★
posted by 映画好きパパ at 07:00 | Comment(0) | テレビドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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