2021年01月15日

小林さんちのメイドラゴン(2017年)

 最初、ドラゴンの名前がメイと勘違いしていたら、ドラゴンとメイドをかけているのですね。お気楽な日常系コメディとしてまったり楽しめました。

 【ストーリー】
 ブラック企業で働くOLの小林さん(声・田村睦心)は、ある晩、酔っぱらって山中に迷い込み、そこで異世界から迷い込んで、けがをしていた1匹のドラゴンを助ける。

 翌日、小林さんがマンションのドアを開けたらドラゴンがメイド服姿の美少女トール(桑原由気)に変身した。命を助けてくれたお礼に、メイドになるという。かくして、小林さん家の奇妙な同居生活が始まった。



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 【感想】
 朝起きたら玄関先にドラゴンがいて、美少女に変身したらびっくりするだろうけど、小林さんはそんな奇妙奇天烈な事態でもあっさり受け入れます。この適応力がすごい。さすがブラック企業でも平然と勤められるだけのことがあると、妙なところに感心しました。

 異世界と人間界では常識が違って、トールが変な失敗をするのがお約束。さらに、小林さんに肉を食べさせるといっては自分の尻尾を料理してだしたり(トカゲと一緒で切られてもまた生えてきます)、長い年月を生きている割に小林さんの舌先三寸にごまかされ、チョロゴンとこっそりいわれたりと、この不思議な関係が日常系担っているのが楽しい。

 さらにトールを追っかけて異世界から次々と仲間が登場。人間世界のオンラインゲームにはまってしまいネトゲ廃人になったオスのドラゴン・ファフニール(小野大輔)、トールを姉のように慕い小学生の人間に変身する子供のドラゴン・カムイ(長縄まりあ)など、多彩なキャラクターが小林さんの周囲も巻き込み、まったりとでも笑える騒動を巻き起こします。

 退屈で平凡な毎日にドラゴンがでてきてくれればどんなに楽しいだろう、と見ていて思えるし、個性的なドラゴンたちの騒動もにんまりと楽しめます。主人公がOLというのもこの手の作品では珍しく、変な恋愛関係に発展しないのもいい。サブタイトルも遊び心いっぱいで、大人がまったり癒される数少ないアニメといえましょう。★★★★


posted by 映画好きパパ at 07:00 | Comment(0) | 2020年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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