【ストーリー】
桃瀬成海(声・伊達朱里紗)はヲタクだということがばれて同僚に振られ、いずらくんって転職した。その転職先の企業で幼馴染で重度のゲームヲタクの二藤宏嵩(伊東健人)と再会。二藤から自分の趣味を隠すことがなくて付き合うメリットを説かれ、二人は交際することになる。
さらに、一見冷たい先輩の樺倉太郎(杉田智和)と、バリキャリの先輩の小柳花子(沢城みゆき)もヲタクであることが判明。2人も付き合っていることから、4人で何かと行動するようになり…
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【感想】
ヲタクといえばつまはじきにされていたころから比べると、今ではサブカルのメインレイヤーになった感もあり、そんなにヲタクを隠すことはないような気がします。でも、この作品が受けているということは、まだまだヲタクに対する差別があるのでしょうね。
成海は腐女子、二藤はゲーオタ、蒲倉はアニオタ、小柳はコスプレイヤーと微妙に違っています。ただ、みんなヲタクでもメインの方々で、鉄オタとか軍オタとかはいあないのですよね。さらに4人とも美男美女ですから、あくまでもヲタクは背景に過ぎないこじゃれたラブコメになっています。互いの行き違いも恋愛のドロドロより、ヲタクライフのすれ違いだったりするから深刻さもなですし。
ゲンシケンとかヲタクを主人公にした作品はあるけど、この作品は4人とも社会人だということが特徴。コミュ力も高いし、仕事もきっちりしているし、お洒落なところにいったりして、大人のカーストのなかでも上のほう。だから、本人たちの意識とはうらはらに、全体的にきれいなんですよね。実写がミュージカル化したというのも、逆にそのまま実写化するのなら、普通の恋愛ドラマと差がつかないということがあったのかもしれません。
伊達朱里紗、伊東健人とも初主演であり、そういう意味でのフレッシュさを感じました。特に深いものはないですけれど、いかにも今風の恋愛、オタクライフを軽やかに楽しめるのではないでしょうか。★★★★