2021年02月07日

ラブ・アゲイン

 豪華スター共演の上質なラブコメなのだけど、東京での上映はわずか1館。たしかに米国コメディは日本では当たらないのだけど、映画ファンとしては歯がゆいです。

 【ストーリー】
 高校時代に出会い、この人が運命の人だと思って結婚してから25年。2人の子供と庭付き一戸建てを持ち、人生に満足していたキャル(スティーブ・カレル)はある晩、妻のエミリー(ジュリアン・ムーア)から同僚のデビッド(ケヴィン・ベーコン)と不倫しているので離婚したいと切り出されてショックを受ける。

 バーで泣きわめいていた彼は、バーの常連でモテモテのキザ男ジェイコブ(ライアン・ゴズリング)に、ダサイからモテないんだ、とアドバイスされ、モテるための特訓を始める。その甲斐あってか、バーで一人で飲んでいたケイト(マリサ・トメイ)をナンパしたところ大成功。プレイボーイとして目覚めるものの、エミリーのことは忘れられない。一方、ジェイコブは自分のナンパテクニックが通用しない純粋な女性ハンナ(エマ・ストーン)にひかれ始める。





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 【感想】
 ラブコメはメインのカップルによるドタバタが多いのだけど、この映画では、キャル、ジェイコブ、それにキャルの息子で中学生のロビー(ジョナ・ボボ)の3組の恋愛が並行して動いている。ただでさえ多い登場人物の交通整理を見事に行い、エピソード、キャラクターを過不足なくまとめているうえ、伏線をばしばし回収する終盤で見事に収束させる脚本のダン・フォーゲルマン(「塔の上のラプンツェル」)の腕前は確か。恋愛だけでなく、親子愛、家族愛まで盛り込んでいる実に贅沢な作品です。

 ダサい男がみるみるイケメンさんになるシーンは「プリティウーマン」をはじめ、女性主役の映画ではよくあるけど、男性主役では珍しいかも。特訓も「その年でスニーカーをはいていいのはスティーブ・ジョブスだけ」とか、結構笑える。しかし、結婚して幸せな家庭におさまると、相手が恋愛の対象でなくなる、というのは結構図星をついているし、そうすると自分を磨こうとしないというのはよくないですね。

 それでいて、単にオシャレになったり、恋愛に前向きになるだけでは事態が解決しないというのは凡百のラブコメとは違うところ。3人の恋愛はいったりきたりのすれ違いのうえ、思わぬハプニングが続き、だれが幸せになるのか、最後までもつれこむのだ。登場人物にだれも悪人がいないというのも(不倫をするのは悪人かもしれないが)、笑えて切なくさせるのも、うまくできてるなあと感心させられました。

 登場人物のなかではロビーが片思いする子守のジェシカ(アナリー・ティプトン)が実にキュート。こういう女の子からプレゼントをもらったら、それだけで気絶しちゃうかも。しかし、娘を持つ父親からすると、発狂するのはわかるわな。ちなみに原題は「CRAZY, STUPID, LOVE」。やはり恋愛は狂って愚かなものだけど、いいものですよね。採点は7(シネマート新宿)
posted by 映画好きパパ at 20:47 | Comment(0) | 2011年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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