2021年02月08日

食堂かたつむり

 おいしそうな料理にスローテンポの癒やし映画と予想していったら、何とも奇妙な映画でした。原色のアニメ絵や、クライマックスの食べ物について、批判が出ているようですが、それも含めて、観客の想定外のストーリーになってしまい、置いてけぼりになったような気がしちゃいました。

 【ストーリー】
 小さな食堂を作ることが夢だった倫子(柴咲コウ)は、恋人のインド人にだまされ、全財産を巻き上げられて、ショックで声が出なくなってしまう。失意の倫子は、大嫌いな母親(余貴美子)がブタのエルメスと暮らしている古里のおっぱい村に帰ってきた。

 そこで、幼い頃からかわいがってもらった熊さん(ブラザートム)の協力で、小さな食堂を作ることができた。村の食材を使って1日1組にだけ出す「かたつむり食堂」。その食堂で食べた客には不思議な奇跡が起きた。



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【感想】
 序盤から、ちょっとミュージカルめいたり、これは予告編でもみていたが、原色のアニメがてんこもりだったり、こちらの意表を付く作風に最初はとまどった。ただ、そのことは慣れてしまえば気にならない。むしろ、個々のエピソードがうまくつながっていない印象を受け、物語に入り込むことができなかった。

 例えば、物語の前半に倫子にひどいことをする人が出てくるのだけど、そのまま映画に登場しなくなったと思ったら、いきなりクライマックスで倫子の友達のような顔をして、映画に登場してくる。普通の作品だったら、和解なり悪いことしたことへの反省なりのシーンが盛り込まれるのに、そういうのがいっさいないのだ。

 また、母親と倫子の反発と愛情が物語りのテーマであるはずなのに、分かりにくいうえ、分かる部分はベタベタでなんかみていてひいてしまう。また、食事をテーマにしているのに、倫子がなぜ、こういう食事を作るのかも今ひとつ不明。そのへん、観客に考えさせようというのも、ちと不親切すぎる。

 柴咲コウは出演作選びがうまい女優だったけど、「少林少女」と本作と2作続けて、今ひとつ。実は、彼女の夢をみたことがあるので(別にすごいファンというわけでないのに不思議ですが)、ひそかに応援している女優なのです。だから、次回作に期待。採点は5.5(TOHOシネマズ横浜)
posted by 映画好きパパ at 21:42 | Comment(0) | 2010年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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