2021年02月08日

ヴィクトリア 世紀の愛

 アカデミー賞で衣装デザイン賞を受賞しただけあり、19世紀英国王室のゴージャス感はたっぷり。ただ、英国史の基礎知識がないと、ちょっと分かりにくかったかな。

 【ストーリー】
 19世紀前半の英国。国王ウィリアム4世(ジム・ブロードベント)の世継ぎは姪のヴィクトリア(エミリー・ブラント)だけだった。そのため、ヴィクトリアをめぐってさまざまな政治的陰謀がめぐらされる。国王とメルバーン首相(ポール・ベタニー)は、それぞれヴィクトリアを自分の手元に置きたいと考え、ヴィクトリアの母のケント公妃(ミランダ・リチャードソン)は愛人のコンロイ卿(マーク・ストロング)を摂政に置くことを企む。そして、叔父のベルギー王レオパルド1世(トーマス・クレッチマン)はドイツ人であり甥のザクセン公子アルバート(ルパート・フレンド)と結婚させ、ヴィクトリアを大陸から操ろうとした。

 ヴィクトリアは、イケメンで頭の良いアルバートとすぐに気があった。しかし、王女たる身分で気軽に恋に落ちることはできない。やがて、ウィリアム4世が崩御し、ヴィクトリアは女王の座につく。しかし、若くて未熟な女王は、前の首相のメルバーンを重用するあまり、議会や新内閣と対立し、民衆からも批判される。落ち込む彼女を支えたのは、アルバートの誠実さであった。





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 【感想】
 やっぱ、男はイケメンに限るよな。もし、アルバートがブサイクだったら、いい人どまりだもんな。映画の主役、相手役だかたろいうことだけでなく、wikipediaのアルバートの項目には、アルバートが美男子だったのでヴィクトリアが一目ぼれしたとあるので、史実もそうだったのだろう。

 だから、美男美女のきらびやかな宮廷物語としてみれば、本当にゴージャス。当時を忠実に再現した王室のセット、宝石やドレスで固めた貴婦人たちの舞踏会でのワルツ、果てしない晩餐会など、みていてため息がでそう。

 また、王室や政治家たちの陰謀も、平易に説明していたので、ワクワクしてみれた。例えば、宮殿の窓の外側と内側を拭く所轄の役所が違って、いつも窓ガラスが汚れたままとか、王様が宴会の席で義理の妹を罵倒するとか、昼ドラみたいなシーンが多数あり、それも基本的に史実だというところもすごい。

 エミリー・ブラントは大作の主役にはまだ早いかと思ったが、脇を英国が誇る名優陣が固めており、ぎゃくに、未熟と初々しさが同居する即位当時のヴィクトリア女王をうまく演じられた。ただ、上映時間が104分と短いためか、ちょっと駆け足にすぎた。特に邦題が「世紀の愛」という割には、結婚後のヴィクトリアとアルバートの関係をもうちょっとじっくり描いてほしかった気がする。採点は6.5(シネマート六本木)
posted by 映画好きパパ at 21:49 | Comment(0) | 2010年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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