X-MENシリーズは嫌いなので劇場で見る気はなかったけど、昨年、TOHOシネマズの劇場PRにウルヴァリンが登場して、彼のおかげで、サービスデーが続いたことを知ったので、せめてDVDぐらいは借りてみようと思いました。まあ、こんなものかと思って借りたので、こんなものでした。
【ストーリー】
19世紀のカナダ、父親が目の前で殺されるのをみたローガン(ヒュー・ジャックマン)は、手から鉤爪が飛び出る特殊能力が芽生えた。彼は常人にない能力を持つミュータントだったのだ。その後、一目をさけながら兄のビクター(リーヴ・シュレイヴァー)とともに、何十年も戦場を駆け抜けていった。
ベトナム戦争のころ米軍はミュータントを集めた特殊部隊を作り2人はそこに入る。しかし、あまりの残虐さに嫌気がさしたローガンは部隊を辞め、カナダの山林に隠れ住み、ケイラ(リン・コリンズ)という恋人もできた。そこへ、ビクターが表れ、ケイラを殺害。ローガンはビクターを倒すために、特殊部隊による手術を受け、名をウルヴァリンと変える。だが、その裏には大きな陰謀が隠されていた。
【感想】
この手のアクション映画でありがちなのだけど、予告編で一番おいしいところをみせちゃうんだよね。あとは、みんな想定の範囲内というか。物語的には王道なんだけど、本シリーズのようなミュータント同士の強すぎる能力のぶつけあい、という、僕の嫌いなところがないので、本編よりは見られました。
ただ、悪の組織に改造されるけど、正義のために闘う、というのは根本ははっきりいって昭和40年代の仮面ライダーと変わらないんだよなあ。バイクアクションもあるし。
それだけ、なじみやすいし、終盤は、ちょっとストーリーに工夫もしているので、アクション映画好きだったらお好みかも。一緒に借りた「あなたは私のムコになる」で気弱な草食男子を演じていたライアン・レイノルズが、こちらでは冷酷な殺人ミュータントになっていたのは笑っちゃいました。採点は6.5
2021年02月08日
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