2021年02月13日

SP野望篇

 つっこみどころが多すぎだけど、アクション満載で最初から最後まで楽しめる作品。連続ドラマをみていないと意味不明のシーンが多そうだけど、映画化したドラマ作品では、まず成功の部類では。

 【ストーリー】
 要人を警護する警視庁のSP井上(岡田准一)は幼いころ、テロリストに両親を殺されたことから、犯罪を未然に予見できる特殊能力を持つようになった。SPに抜てき後は係長の尾形(堤真一)の指導のもと、麻田総理(山本圭)をテロから救うなど数々の功績をたてる。

 井上が次に警護を命ぜられたのは、与党幹事長の伊達(香川照之)。国民から人気を集める伊達は裏の顔を持っていた。しかも、尾形と伊達は密かにつながっていた。やがて、テロリストの魔の手が、官房長官(蛍雪次朗)を警護中の井上たちを襲う。



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 【感想】
 冒頭からアクションで引っ張り、中盤は伊達をめぐる陰謀で落ち着いたあと、後半に怒濤のごとくアクションを持ってくる。岡田や同僚SP役の真木よう子をはじめ、出演者たちがトレーニングを積んでいるだけあって、格闘戦は見事なできばえ。合成が気になる場面もあったけど、特に序盤のアクションはおっ駈けっこの場面も含めて、見応えがあった。

 しかし、後半になると、格闘アクションをみせるために、ちょっと強引に話しを進めてしまうのは難点。拳銃をもってるなら、さっさと使えとか、なんで応援を呼ばないんだとか、あれだけの大騒ぎになっているのにだれも気づかないなんてありえない、など、突っ込みぱなし。それでも、アクションがきれいだから、笑ってみられるのだけど。

 深夜ドラマだったため、脇は地味だけど、劇団出身で演技ができる顔ぶれがそろっている。堤の悪玉か善玉かわからない芝居は、彼の低音の魅力もあり、実に渋い。そこに香川の大仰な演技がいい具合でミックスされた感じでみていて飽きない。

 野望篇というタイトル通り、本作ではストーリーは半分しか進みません。テレビドラマでいえば、一番、おいしい場面で、次回に続くといったところ。周りのお客さんで、そのことを知らずにみているひとも多かったので、その点はご注意を。採点は7(TOHOシネマズ錦糸町)
posted by 映画好きパパ at 21:29 | Comment(0) | 2010年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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