2021年02月23日

マイケル・ジャクソン THIS IS IT

 6月に死去したマイケル・ジャクソンの死の直前に行われたリハーサル映像を使用した記録映画。特にマイケルファンではなかったので、放ったらかしにしていたけど、上映終了が近づいているので、慌てて見に行きました。ららぽーと横浜では初めて、終了後観客から拍手が起きたのもちょっと意外。マイケルというと最近は奇行のイメージしかなかったけど、映画で彼の音楽への思いと天才性を見せつけられると、改めて死が惜しまれました。公開終了間近なので順番を入れ替えてアップ。





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 先日、ミリオンセラーもある実力派のミュージシャンと食事をする機会がありました。米国でのレコーディング後だったのですが、その人は「自分を含めて、日本人は何て音痴なんだと向こうの人に思われてると思うし、実際に自分自身もそう思った」と、しみじみと話してました。たしかに、日本ではユーミンのコンサートが大がかりで知られるけど、マイケルのコンサートに比べたらちっぽけだし、スタッフやミュージシャンの才能も全然違う。そのうえ、マイケルのダンスの切れ味、音楽への絶対的なセンスを、2時間近くみせられると、世界との差というのは絶望的なほど感じたし、それだけのものをマイケルはキチンともっていました。

 リハーサル映像なので、ダンス、ミュージックシーンをふんだんに流しながらも、マイケルの音楽に対する思いが垣間見れます。地球を癒やしたい、なんて青臭いことを、奇行で知られるマイケルが行っていても、納得できるだけ、彼の言葉に重みがありました。マイケルファンには、彼の音楽を大音量で聞けることが素晴らしいのだろうけど、僕はむしろ、マイケル・ジャクソンという存在の偉大さそのものに心をうたれました。

 音楽映画では「アンヴィル」も良かったけど、「アンヴィル」が人間の生き方を考えさせられたのにたいして、本作は映画の出来より、マイケルそのものがすごかったというのが素直な感想。でも、この2つを同時期に見られたというのは、すごい幸せでした。マイケルのコンサートに行ったことがないのが残念でなりません。採点は7.5(TOHOシネマズららぽーと横浜)
posted by 映画好きパパ at 22:32 | Comment(0) | 2009年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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