【ストーリー】
連続殺人鬼ジグソウ(トビン・ベル)の遺品が妻のジル(ベッツィ・ラッセル)の手にわたった。果たしてその中には何が。
一方、ジグソウの後継者のホフマン刑事(コスタス・マンディロア)は、保険金を支払わない保険会社のウィリアム(ピーター・アウターブリッジ)をターゲットに新たなゲームを始めていた。
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【感想】
「スペル」では銀行員が被害にあったけれど、本作では保険会社の人(あとちょっとクレジット会社の人)が被害にあい、サブプライム後の観客にとっては、ざまあみろ、といった感じをもたせるのでしょうか。その一発芸でもっている気も。
ただ、殺害方法もいいかげんにバリエーションがつきてきたのと、ただ、残酷描写をすればいいというだけになってます。伝説の1作目はもとより、2作目とかまだ工夫を凝らしていたのに、殺すために殺すというのは、ゲームじゃないじゃんと思ってしまう。それに、こんな装置1人じゃ準備できないだろうという突っ込みは、まずまず激しくなるし。
それでいて、箱の中身については、ソウ7以降に持ち越しちゃうし、何だかなあ。5までの謎解き的要素もかなりあるし、過去作を見ていないと、理解が苦しいと思われるので完全にソウシリーズファン向けの作品になってしまいました。
人気シリーズをすぱっと終わらせるのは難しいとつくづく思います。1作目がすごかったから、まだ、その名残で何とかみれるのだけど。採点は6。(TOHOシネマズ錦糸町)
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