【ストーリー】
特別な血を持ったため、吸血鬼のエドワード(ロバート・パティンソン)と禁断の恋に落ちてしまった女子高生のベラ(クリステン・スチュワート)。ベラの血が吸血鬼の欲望を招くことをしっているエドワードは、このまま一緒にいると、彼女の危険をさらすのではと危惧し、彼女の前から姿を消す。
失意のどん底に陥るベラに、幼なじみのジェイコブ(テイラー・ロートナー)が支えとなる。だが、ベラはジェイコブの秘密をしらなかった。彼こそ吸血鬼の天敵の狼男の一族だったのだ。
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【感想】
米国ではロバート・パティンソンが爆発的な人気を呼んでいるけど、何か白塗りということもあり、暗黒舞踊の人にすらみえてしまい、そんなイケメンとは思えないんだよなあ。ジェイコブも、マッチョなだけにしかみえないし。だから、日本ではそんなに受けないんでしょうか。
物語は、失意のベラ、ライバル登場と進むのだけど、ベラがなぜジェイコブにひかれるようになるのか、というあたりがはっきり整理されていない。キープくん(ちと古い)使った二またじゃねえ?と突っ込みを入れてしまいたい。この当たりのよろめく女心を、ベタでもいいから見せてくれればよかったのに。
しかも、終盤、舞台はイタリアに飛び、急にスケールが大きくなる。だけど、それまでの話からうまくつながっていない。正直1作目のラスボス、ヴィクトリア(レイチェル・レフィブレ)との決着がまだだったため、こちらに落とすのかと思ったら、いきなり話を広げられて、見ているこちらはアングリといったところ。正直、ヴィクトリアとの対決をクライマックスにもってくるような形にしてくれれば、まだつながりがよかったのに。
なお、「Iamサム」「宇宙戦争」のダコタ・ファニングが女吸血鬼役で少しでていたけれど、あの可愛い子役が、こんな妖艶な役をやるようになって、おじさんは悲しい。本作はちょっとの出番だけど、3作目では活躍するのかなあ。採点は5.5(TOHOシネマズららぽーと横浜)
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