2021年03月10日

2006年ベスト10

 旧年(2006年)は産まれてから一番映画を観た年になった。映画館で見た映画は345本。これだけ映画をみると、年初に観た映画の印象は薄れてしまいよくないのだが、それでもベスト10をとった。洋画邦画とも近年まれに見る豊作の年だったと思う。


日本映画

1、虹の女神

2、タイヨウのうた

3、紀子の食卓

4、SHIROH

5、間宮兄弟

6、そうかもしれない

7、明日の記憶

8、夜のピクニック

9、雪に願うこと

10、蟻の兵隊

次点 シムソンズ


主演男優賞 渡辺謙(明日の記憶)
主演女優賞 上野樹里(虹の女神、笑う大天使、幸福のスイッチ)
助演男優賞 光石研(紀子の食卓)
助演女優賞 蒼井優(虹の女神、フラガール、鉄コン筋クリート)
新人賞   YUI(タイヨウのうた)
監督賞   園子温(紀子の食卓)

外国映画
1、弓(韓)

2、トゥモロー・ワールド(米など)

3、ユナイテッド93(米)

4、RENT(米)

5、イノセントボイス(メキシコ)

6、ホテル・ルワンダ(英など)

7、硫黄島からの手紙(米)

8、ミュンヘン(米)

9、CRUSH(米)

10、麦の穂をゆらす風(英)


次点 ウォ・アイ・ニー(中)


主演男優賞 ダニエル・クレイグ(レイヤーケーキ、007カジノロワイヤル)
主演女優賞 シャリーズ・セロン(スタンドアップ)
助演男優賞 キャメロン・ブライト(ウルトラバイオレット、記憶の棘、X−menファイナルデシジョン、アダム、サンキュースモーキング)
助演女優賞 ハン・ヨルム(弓)
監督賞   キム・ギドク(弓)

 【総評】


 邦画は上位3本がずば抜けていた。その中でも個人的に思いいれが強い上野樹里の「虹の女神」がトップ。2位は地元鎌倉が舞台ということで「タイヨウのうた」。3位になった「紀子の食卓」だが、社会的題材を取り扱わず、半径10bぐらいの題材で済ましてしまう日本映画界で、社会の病理をエンタメティックに撮ったというのはすごい。例年なら1位にしていただろう。4位のSHIROHも反戦というメッセージをミュージカルに出来たというのは日本では珍しい。

 洋画も「弓」と「トゥモロー・ワールド」どちらをトップにするか迷ったが、ハン・ヨルムの魅力に参ってしまったので「弓」がトップ。「トゥモロー・ワールド」は日本で受けなかったのは非常に残念だった。これは、映画の歴史に残る作品だ。例えば、英米の新聞、雑誌の映画評を集めたROTTENTOMATOESでは実に93%の高率で評価されている。ここのサイトは厳しく、今年のアカデミー作品賞だっらクラッシュh74%、全米第一位人気の「パイレーツオブカリビアン・デッドマンチェスト」にいたっては54%にしかすぎない。これだけプロの目に評価されている作品なのに、日本の映画評論家は平和ぼけすぎなのかとつくづく思う。この作品を映画館で見れたというのは今年一番の映画的ヒットでした。

 ぐたぐた書いたが、新年もたくさん映画を観るつもり。たくさん良い映画に恵まれますように。
posted by 映画好きパパ at 21:08 | Comment(0) | 2006年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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