【ストーリー】
ノブレスと呼ばれ、超人的な能力を持つカディス・エトラマ・デ・ライジェル（声・新垣樽助）は800年ぶりに目覚めて、成り行きから高校生に。ライの従者のフランケンシュタイン（平川大輔）は高校の理事長になり、現代社会の常識がない彼をフォローしていた。
一方、ユニオンの生体実験で強化人間となったM-21（大西弘祐）は謎の棺の回収を命じられた。その途中、ライのクラスメイトで有人となった田代（岩崎諒太）たちを巻き込んでしまい、ライやフランケンシュタインと衝突することになる。
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【感想】
韓国のウェブ漫画が原作ですが、アニメは日本にローカライゼーションされています。ただ、辛いラーメンとか韓国由来のものも残っていますが。基本的にライが絶対的に強い作品なんですけど、前半は高校生活とうまくかみ合っているし、あれだけ強いライが日常生活では天然ボケになるギャップが面白かった。
敵対したライバルが仲間になるこの手の王道的な構成もありますし、ユニオンとの壮絶な戦いも、ライはともかくほかのメンバーが傷つき必死になるバトルシーンは迫力があります。
それだけに、後半のルケドニアはよくわからない。ユニオンは世界征服を狙う謎の組織としていいけれど、ルケドニアがなぜ存在し、世界にとってどういう位置づけなのかが、まったく浮いちゃっているので、お話のためのお話にしかみえなくなるんですよね。ライをあがめるがゆえに、キャラクターの行動も矛盾したり共感できなかったり。普通にユニオンを壊滅させるストーリーのほうが、良かったなあ。★★★
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