2021年05月03日

SNSー少女たちの10日間

 性的児童虐待、児童性愛者の問題はニュースになっていますが、実際はどうなのかまるでしりませんでした。ところが、本作では童顔の女優を使ってSNSを開設したところ、犯罪者がうようよあつまり、生の欲望がむき出しになって、男の僕から見ても気持ち悪かった。まだ子どもたちがこんな危険にさらされていることは驚きで、子を持つ親だったら必見の作品といえましょう。

 作品情報 2020年 チェコ 映画ドキュメンタリー 監督:バルボラ・ハルポヴァー、ヴィート・クルサーク 上映時間:104分 評価★★★★★(五段階) 観賞場所:シネマジャックアンドベティ 2021年劇場鑑賞64本



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 【ストーリー、感想】
 チェコのドキュメンタリー映画のスタッフは性的児童虐待の実情を探るために、童顔の女優3人を起用。子供部屋のセットを作り、12歳の少女という設定で、フェイスブックなどいくつかのSNSに実名登録した。相手から求められれば音声チャットやスカイプでも対話も行うという条件ではじめたが、なんと10日間に2000人を超える男たちが、彼女らの偽アカウントに食いついた。

 この男たちがどうやって少女のアカウントをみつけたのか不明です。チェコ語なので、使用人口も少ないはず。にもかかわらず、次から次へとアクセスして、連絡をとろうとする男たちに恐怖を覚えました。

 最初は子どものふりをしたり、あるいは子どもに親切な大人を装って様子をみるのかと思いきや、いきなり裸になって自慰行為をしたり、動物との行為の動画を送ってきたり、頭がおかしいとしか思えない連中が多すぎる。12歳の子どもにそんなことをすれば、チェコでも犯罪で、少女役の女優は自分が12歳なのにいいの、と注意をうながしますが、おかまいなしです。なかには女の犯罪者もいます。

 さらに、言葉巧みに写真を要求して、それをネタに「SNSに写真をアップされたくなかったら脱げ」とか鬼畜のようなことをいってくる男がいたり、無理やり2人切りで会おうとする男もいます。少女から見れば体格的にも精神的にも大人にはかなわないので、ただただ、恐怖でしかなく、親にも教師にも相談できず自殺してしまった事件があったというのも納得できます。

 そもそも、12歳の成長期の子どもに、男のどす黒さばかりみせたら、子どもの精神にも悪影響が出てしまいます。そんなことをお構いなしに、ひたすら自分の欲望をぶつけてくる男どもには怒りしか覚えません。女優は当然、大人ですが、カウンセラーや弁護士同席で撮影したにもかかわらず、精神的にショックをうけていました。まして、こどもだったらどうなるのか

 同時にSNSが発達して、これだけ危険人物がうようよしているなか、子どもがSNSでどうむきあっているのか親が把握していない現状にも問題があります。そして、こういう現状を放置しているネット会社も。日本でも似たような男たちがいると思うと心底ぞっとします。本当に多くの人がみるべき作品です。
posted by 映画好きパパ at 08:24 | Comment(0) | 2021年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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