2021年08月05日

ファイナル・プラン

 リーアム・ニーソンの肩の凝らないアクション作。予告編から敵がもっと大がかりで爆発がバカバカかと思っていたのですが、割と地味な感じの作品でした。

 作品情報 2020年アメリカ映画 監督:マーク・ウィリアムズ 出演:リーアム・ニーソン、ケイト・ウォルシュ、ロバート・パトリック 上映時間:98分 評価★★★(五段階) 観賞場所:TOHOシネマズ日比谷 2021年劇場鑑賞144本



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 【ストーリー】
 銀行の金庫を爆破して誰一人傷つけずに金を奪う凄腕の強盗カーター(リーアム・ニーソン)。だが、運命の女性アニー(ケイト・ウォルシュ)と出会ったことから罪を償い、人生を再出発しようと考える。

 FBIに連絡したカーターだが、2人の悪徳捜査官がカーターを殺害して隠し金を奪おうと計画。アニーにも危険が迫ったことからカーターの怒りが爆発する。

 【感想】
 爆破の夏というから期待していったのですけど、割とリアル寄り。爆破シーンもあったけど、悪徳捜査官たちとカーターの頭脳戦のほうに比重をおいていました。まあ、病院に見張りの警察官がいないのはなぜかとか、相変わらず突っ込みどころだらけのリーアム映画ですが、それを含めて気楽に楽しめるというのも特徴ですよね。

 それよりケイト・ウォルシュが大学院生役というのは驚きました。実年齢は50歳を超えています。還暦越えのリーアムの最愛の人だというからあまり若い女優は起用しなかったのでしょうけど、まあ、彼女は年齢不詳のところもあるので、大丈夫とはいえるのでしょうけど。

 ちょっと残念だったのが、カーターとアニーがなんでそこまで愛し合うようになったのかがよくわからなかったこと。いい年をした男女なのでこれまで相応の恋愛経験はあったろうに、命がけで相手を守ろうとするまでの愛情はどこからきたのか、もう少し2人の愛情こまやかなところを描いても良かった気がします。捜査官の犬のネタに時間を割くぐらいだったら、メインのほうをふくらましたほうがよかったのでは。

 アクションについてはラストの仕掛けまで、想像はつくけど安心して観られるよねという定番感覚もリーアム映画の特徴でした。まあ、観ているうちは面白いけど、何日か経ったら忘れてしまうという最近のリーアム作品は彼自身も認めており、つまらなくはないけれど、その通りの作品だったといえましょう。 

posted by 映画好きパパ at 06:06 | Comment(0) | 2021年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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