2021年08月16日

白蛇:縁起

 中国のアニメの進化はすさまじく、ピクサーやジブリにもひけをとらない出来になっています。東洋風の伝説なので、日本人にもなじみやすいのでは。

 作品情報 2019年中国、アメリカ映画(アニメ) 監督:ウォン・カホン、チャオ・ジー 声の出演(吹き替え版):三森すずこ、佐久間大介、杉田智和 上映時間:99分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:川崎チネチッタ 2021年劇場鑑賞156本



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 【ストーリー】
 唐の時代。不老不死を求める時の皇帝の命を受けた国師(声・柴田秀勝)は、庶民に蛇を大量に捕獲させ、そこから霊薬を得ようとしていた。蛇の妖怪の女王(本田貴子)は、美しい少女に化身できる白蛇、白(三森すずこ)に国師の暗殺指令をだすが、白は失敗し海に流されて記憶を失ってしまう。

 白を助けたのは心優しい青年、宣(佐久間大介)だった。蛇取りの命令を拒否して自由に生きる宣に白は次第に好意を抱くようになる。だが、国師の悪行は続く。また、記憶を取り戻そうとする白は、自分が妖怪であって人間とは決して愛し合えない身の上であるとしり…

 【感想】
 中国の有名な伝説ですが、ストーリーはさまざまなものがあり、本作は壮大な異世界ファンタジーっぽい物語を、見事なフル3DCGで仕上げています。冒頭、白と妹の青(佐倉綾音)の水中でのシーンからスタートしますが、これが何とも幻想的。

 そして、ハードなアクションや人間、妖怪それぞれユニークな登場人物たちが次々に登場し、飽きることがありません。宣の飼い犬のハラマキ(杉田智和)とか、よいコメディリリーフになってました。妖怪の宝具屋(悠木碧)とか妙に色気を出しつつ、完全に人外の感情なのも面白い。

 ストーリーテリングもみごとで、人間と妖怪という種族を超えた愛を誓う2人に襲い掛かる数々の試練。ワーナーも共同制作にあたっていることもあり、2人のヒロイック的なところは洋の東西を超えた普遍的描写に感じられました。いったい2人の恋の行方と冒険がどうなっていくのか見当もつきません。このへんもピクサーやジブリに劣らないと感じさせられた所以です。さらに、モブには厳しく、中国映画なのに2人が愛し合うシーンもあるので、大人から見ても十分耐えられる作品だと思いました。
 
 主人公役の佐久間はSnow Manのアイドルで、吹き替え経験もあまりないでしょうが、周囲を人気声優で固めたこともあり、非常に違和感なく溶け込んでました。というか、周りが声優声なので、佐久間のちょっと異質なかんじがいいアクセントになったました。エンディングでは中国版のテーマソングとSnow Manの歌と両方ながれましたが、これは日本語版の宿命でしょうかね。ただ、エンディング後にびっくりするようなシーンがありますので、最後までしっかり見るべき作品でした。
posted by 映画好きパパ at 06:08 | Comment(0) | 2021年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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