2022年01月31日

DCU(TBS系日21)★★★

 半沢直樹の大ヒットのせいか、TBSの日曜劇場はここのところ、お役人や大企業の社員が大げさな演技合戦をするワンパターンになってます。さすがにお腹いっぱいかな。

 【ストーリー】
 海上保安庁に、水に関する事件や事故の捜査を行う特殊部隊DCUが設立された。隊長の新名正義(阿部寛)以下、一癖もふた癖もある隊員たちが難事件に挑む



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 【感想】
 海保の職員ですが、DCUは陸上での捜査権もあるため、通常のミステリードラマを大げさにした感じです。阿部寛は最近の彼に多い、ぶっきらぼうで謎の多いキャラクター。ただ、大声を上げるのは、他の日曜ドラマのキャラクターと一緒です。

 ダイバーたちが水の中にもぐって犯罪の捜査を行うというのは新機軸ですが、陸上の捜査も行うのはさすがにやりすぎ。また、DCUで新名にたてつく副隊長西野(高橋正臣)、新名に子供のころ命を助けられ親のように慕っていたが最近の行動に疑念を持つようになった新人の瀬能(横浜流星)、初の女性ダイバーの成合(中村アン)など、見たことのあるキャラクターを演者が暑苦しく再現しています。そして、視聴者を泣かせに走るための強引なストーリー

 事件は第1話が水に沈んだダム、第2話が密漁がらみと潜水シーンも時間をとっています。しかし、率直に言って実際の海保の業務に近いところを描いた「海猿」のドラマ版のほうが、キャラクターにも親近感がもてるし、遭難救助でハラハラするし、面白かった。

 ゲストも日曜劇場らしい、歌舞伎役者や声優など幅広い大物をつれてきています。2話に嫌味な市議会議員にヤクルト元監督の古田敦也を起用したのはどういう経緯だったのか不思議でなりません。こういう豪華ゲストをみて、勧善懲悪の一種の時代劇として楽しむのが正しい見方なのでしょうね。
posted by 映画好きパパ at 05:59 | Comment(0) | テレビドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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