黒木華がゴシップ専門のニュースサイトの編集長になるのだけど、リアルさがないうえキャラクターの魅力も皆無。脱落しかけてます。
【ストーリー】
名門出版社「クスノキ出版」のニュースサイト「カンフルニュース」はPVが上がらず売り上げも低迷するお荷物部署。廃止がささやかれていた。そこへ経理から瀬古凛々子(黒木華)が移動し、編集長に就任。常識をまったくしらず、感情もみせない彼女のやりかたに部員は反発するも、次々とスクープをものにしていく。
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【感想】
フジテレビにもニュースサイトがあるのだから、プロデューサーや脚本家はちゃんと取材すればいいのに。まず、いまPVモデルは古くて、いかに課金をするかに変わってきています。無理やりゴシップでスクープをとっても、文春のようにスクープとマネタイズの両立を図らないとかありえない。編集長は広告をはじめ外部との交渉が重要な任務だけど、それがまったくなしというのもかんがえられない。
さらに、取材にあたっては不法侵入など違法行為を繰り返す。このご時世、マスコミが一般人相手にそんなことをしていたら、一発でアウト。コンプラという言葉がまったくないのは、瀬古が他人の感情がわからないロボットのような人間に描かれているのだけど、新入部員(石井杏奈)に、使えないから仕事を回さないと無視していたら、これまたパワハラ案件で、この会社自体が炎上するでしょう。
この瀬古がまったく魅力がなく、漫画のキャラクターをそのままだしてきたよう。今時辞書を持ち歩いて、分からない言葉があったらひいて調べるって、スマホは何のためにあるのか。まだ、「ムチャブリ」の高畑充希のようなキャラクターに魅力があればいいのだけど、それすらない。周囲の登場人物もテンプレばかりのキャラクターで、ドラマ好きの僕もさすがにギブアップです。
2022年02月08日
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