作品情報 1986年アメリカ映画 監督:トニー・スコット 出演:トム・クルーズ、ケリー・マクギリス、ヴァル・キルマー 上映時間:110分 評価★★★(五段階) 観賞場所:アマゾンプライム
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【ストーリー】
米海軍のパイロット、ピート・ミッチェル(トム・クルーズ)は天才的な操縦ができるが、規則を片っ端から破る野生児。インド洋上で国籍不明のミグ28との遭遇で活躍したこともあり、相棒のグース(アンソニー・エドワーズ)とともにエリートばかりがいける空中戦訓練の航空学校「トップガン」に派遣される。
ライバル訓練生のアイスマン(ヴァル・キルマー)との競争や、教官のチャーリー(ケリー・マクギリス)との恋など充実した訓練生活を送っていたが、ある日思いがけない事故が襲う…
【感想】
ベトナム戦争と湾岸戦争のあいだで、米軍機が空中戦をしたことがない時代ですが、ミグ28を操る国はどこなんでしょうかね。そのへんのバックグラウンドが描かれていないため、なんか空中戦ゲームをみているようにみえてしまいました。
問題のある天才児が、途中挫折しそうになるけどそれを乗り越えて恋も仕事もうまくいくなんてプロットは昔からあったろうに、なんでこの作品が世界的人気を得たのか不思議。SFXも今ほど盛んでなかったし、米軍全面協力でパイロットが格好よく見えたからでしょうかね。実際、米軍への志願が急増したそうです。それだったらアメリカでのヒットは分かるけど、日本でも大ヒットしているのは今となっては不思議です。
映画自体、当時まったく関心がなかったのですが、曲が大ヒットしたのは覚えています。愛は吐息のようにやデンジャー・ゾーンは今でも名曲として残っています。もっとも、ときどき炎のランナーのテーマ曲がトップガンで使われたと錯覚しちゃうこともあるのですけど、まあ、若いころに聞いた洋画のテーマ曲ってそんなものかもしれません。
ところで、40年近い前の作品なのに、トム・クルーズは今見てもちょっと若いなぐらいしか思えないのがびっくり。ケリー・マクギリスが完全におばあちゃんになったのと比べると、トム・クルーズがハリウッドの第一線を走ってきたのには大変な努力がひつようだったのだろうな、と関係ないところで思ってしまいます。今年公開の続編「トップガン マーヴェリック」はトムだけでなく、ヴァル・キルマーもでるけれど、ケリー・マクギリスは出ないみたいで、なんとなくもやります。
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