2022年06月29日

炎の少女チャーリー

スティーブン・キング原作で1984年にドリュー・バリモアで大ヒットした作品のリメイク。終盤まで良かったのですが、続編を想定しているのか、何とも中途半端な終わり方になってしまったのが残念でした。

  作品情報 2022年アメリカ映画 監督:キース・トーマス 出演:ライアン・キーラ・アームストロング、ザック・エフロン、シドニー・レモン 上映時間:95分 評価★★★(五段階) 観賞場所:川崎チネチッタ  2022年劇場鑑賞155本



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 【ストーリー】
 かつて政府秘密機関の実験で薬物を投与され超能力者となったアンディ(ザック・エフロン)とヴィッキー(シドニー・レモン)は組織から逃れひっそりと暮らしていた。だが、2人の間に産まれたチャーリー(ライアン・キーラ・アームストロング)は、感情が高ぶると炎を発する超能力を持ち、成長と共に能力が強化されていった。能力を抑えるべきというアンディと、トレーニングをするべきというビッキーの意見は割れる。

 だが、学校でいじめられたチャーリーがうっかり能力が発現したため、組織の知るところになる。組織の暗殺者レインバード(マイケル・グレイアイズ)に襲撃され、ビッキーは殺される。2人は何とか逃げのびるが、組織の追っては執拗で…

 【感想】
 オリジナルは未見。大ヒットしたけどチャーリーの放つ炎にピアノ線が見えたというエピソードを聞いたことがあります。本作の場合、CG技術の進歩でそうした特撮のあらは無くなりましたが、ストーリー、特に終盤が何とももったいない感じです。

 無垢な少女が悪人に追い詰められて怒りを爆発させるという設定はいいのだけど、そのシーンが何ともカタルシスにかける部分があります。大体この手のアクションの王道は、ラスボスがとんでもなく強いというものなのに… また、チャーリーをいじめた子どもたちに罰がくだらないのも歯にものがつまったみたいな一方、ハリウッド映画では珍しく猫ちゃんがひどい目に遭います。

 また、暗殺者役のレインバードも伏線をちりばめたまま放置しっぱなし。2作目で明らかにしようとするのかもしれませんが、本作だけみていると、彼の行動の動機がさっぱり理解できません。せっかく不気味な悪役として登場したのにもったいない。

 チャーリー役のライアン・キーラ・アームストロングが頑張っていただけに、続編はみてみたい。ザック・エフロンはもっとビッグになるかとおもったけど、最近はこういう役柄が多くなって、かつての美青年の面影がなくなってちょっと寂しいかも。

posted by 映画好きパパ at 06:00 | Comment(0) | 2022年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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