2022年11月01日

ぼくらのよあけ

 古い団地の取り壊し+有効的な宇宙人を故郷に戻す少年少女というおなじみのプロットを組み合わせたアニメ。この手の作品にありがちな主人公たちのわがままさに入っていけず。小4であそこまで大人びていないだろうというのもおなじみのパターン。

 作品情報 2022年日本映画アニメ 監督:黒川智之 声の出演:杉咲花、悠木碧、津田健次郎 上映時間:120分 評価★★(五段階) 観賞場所:川崎チネチッタ  2022年劇場鑑284本



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 【ストーリー】
 2049年、阿佐ヶ谷の取り壊しが決まった古い団地に住む小学4年生、沢渡悠真(杉咲花)は宇宙が大好きな少年。家が購入した人工知能搭載型家庭用オートボット“ナナコ”
(悠木碧)のおせっかいにイラついていた。

 ある日、ナナコがハッキングされてしまう。それは遠い宇宙から1万2000年かけてやってきた無人探査機「2月の黎明号」のAIだった。地球に不時着した宇宙船を故郷に代えそうと、悠真は仲間たちに協力を呼びかけるのだが…

 【感想】
 序盤から悠真のわがままぶりにイラっときて、最後まではまれませんでした。別に創作世界の子どもがいい子である必要はないのだけど、いかにも大人の考えた独立心豊かなのに子どもっぽいところも残した少年という印象が強烈。実際に自分が親になってみたからこういう印象が起きるのかもしれません。自分の知っている10歳の行動、思考とはかけ離れている気がします。

 この手の話としては珍しく、親たち(細谷佳正、花澤香菜、津田健次郎)が協力するのだけど、親のキャラデザが子供と差がついていないため、年が離れているということがわかりにくかった。未来では子どもと親の差がつきにくいのかな。一方で渋い低音の津田が、子ども時代も演じているため、そのギャップにも結構笑えてしまったり。

 JAXAの協力を得ており、宇宙や科学技術の知識というのはリアルさを志向したのでしょう。でも、水道代から考えるとちょっとあり得ない(笑)。また、「アフターヤン」同様、将来のAIが「プログラミングされてません」で逃げるなと突っ込みたかった。自己学習しているはずでしょう。AIロボットが家庭に入り込んでいる近未来要素がある一方、団地の生活など27年後の未来なのに現在と変化がないというのは、27年前を思い出すとそんなものかもしれません。

 ただ、悠真と仲間たちの関係が浮ついた感じ。エピソードが散漫になっていてほったらかしになるのも現実的だと判断したのかもしれないけど、映画なんだから収束してほしかったというのが正直なところでした。親たちの行動もちょっと納得しかねるかんじ。人間パートがもうちょっと納得出来たらなあ。

 杉咲の声優は珍しいですが、アニメ声で他の人気声優たちに完全に溶け込んでいたのが意外。今後、もう少し年上の役もみたく(聞きたく)なりました。
posted by 映画好きパパ at 06:00 | Comment(0) | 2022年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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