2023年05月08日

東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編〜運命

 ジャニーズ以外の人気若手俳優をずらりとそろえたアクション映画の第2弾。人気漫画原作ですが原作ファンも楽しめるでしょう。ただ、前後編のため、本作だけならどうしても中途半端に終わってしまいます。

 作品情報 2023年日本映画 監督:英勉 出演:北村匠海、吉沢亮、今田美桜 上映時間:90分 評価:★★★(五段階) 観賞場所:TOHOシネマズ日比谷  2023年劇場鑑賞147本



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 【ストーリー】
 タイムリープが成功して高校時代に戻り、暴力集団、東京卍会に殺されるはずの恋人橘日向(今田美桜)を救った花垣武道(北村匠海)。だが、現代に再開した日向は何者かに殺されてしまった。武道にタイムリープを起こさせる能力を持つ日向の弟で刑事の直人(杉野遥亮)の協力で、やはり過去の世界で武道に命を救われた元東京卍会ナンバー2のドラケン(山田裕貴)と再会する。

 ところが、ドラケンは死刑囚として獄につながれていた。ドラケンから血のハロウィン事件と呼ばれる10年前の10月31日の事件が原因と聞いた武道は、再び過去に戻って事件を止めようとするのだが…

 【感想】
 2021年公開された第1弾と同じキャスト、スタッフによるもので、僕は原作未見、アニメは視聴済みですが、アニメの世界観をうまく実写に落とし込んでいるのは、この手の映画が得な英勉監督ならでは。本作から永山絢斗、村上虹郎、高杉真宙らが加わり、東京卍会のリーダー、マイキー役の吉沢亮をはじめイケメンのオンパレードとなっています。

 ただ、本作は日向が殺され過去に戻り、東京卍会の創設メンバーで会を裏切った場地(永山)を引き留めるようマイキーから依頼されたあたりで終了。一番の見せ場である血のハロウィン事件の大乱闘は6月公開の決戦へ先送りでなんとも消化不良はいなめません。

 また、アニメをみたときから思っているのですけど、武道の家族はまったくでてこないし、本作ではマイキーの兄(高良健吾)がでてくるけれどろくな扱いはされません。このへんをみても基本的にはヤンキーの世界のゲームをみているようなもの。面白いけど深みはあるわけではありません。それだけにアクションの少ない運命編は物足りなさが募ります。

それでもイケメンぞろいの出演者は眼福。個人的には冷徹な悪役稀咲を演じる間宮祥太朗が一押しなんですが、大河とまったく違った魅力をみせる吉沢や山田、なによりこういう役柄はぴったりの北村をはじめ、旬の若手の競演はなんとも楽しい。早く決戦編を観たくさせられます。 
posted by 映画好きパパ at 06:02 | Comment(0) | 2023年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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